「月謝袋を回収する手間を減らしたい」「メールやLINEで案内したお客様に、そのままカードで支払ってもらいたい」と考えていませんか。
Airペイのオンライン決済は、決済リンクを共有してクレジットカードで支払いを受け付けるサービスです。単発の請求に使える「都度決済」と、月謝・会費などを自動請求する「定期決済」に対応しています。
- 決済リンクをメール・SNS・QRコードで共有できる
- 月謝や会費は定期決済で自動請求できる
- 決済手数料は3.24%、初期費用・月額固定費・振込手数料は0円
- 入金は月1回。店頭決済とは入金サイクルや管理画面が異なる
この記事では、Airペイのオンライン決済でできること、料金、決済リンクの作り方、月謝を集金する際の注意点を解説します。
Airペイのオンライン決済とは?都度決済と定期決済に対応
オンライン決済では、お客様が支払画面にアクセスし、カード情報などを入力して支払います。店頭のカードリーダーにカードを差し込んだり、かざしたりする決済とは仕組みが異なります。
決済リンクがあれば、来店しなくても支払える
決済リンクとは、お店が設定した商品・サービスの支払画面を開くURLです。メールやSNSで送るほか、リンクのQRコードを提示して、お客様のスマートフォンで読み取ってもらうこともできます。
例えば、教室の体験レッスン料を予約後に案内したり、メールで注文を受けた商品の代金を請求したり、といった使い方です。決済受付のためにネットショップを一から作る必要はありません。
ただし、決済リンクは支払いを受け付ける仕組みです。予約枠や商品の在庫、発送などの管理まで自動で行われると考えず、お店側の管理方法も決めておきましょう。
単発の料金は都度決済、月謝・会費は定期決済
| 比較項目 | 都度決済 | 定期決済 |
|---|---|---|
| 請求の仕組み | お客様がリンクからその都度支払う | 登録したカードへ設定した頻度で自動請求する |
| 向いている用途 | 体験レッスン、単発講座、商品代金、個別サービス | 習い事の月謝、学習塾、フィットネス、会員サービス |
| お客様の操作 | 支払いの際に手続きする | 初回の登録後は設定に沿って決済される |
| お店側の管理 | 支払いの完了を取引履歴で確認する | 契約状況・決済結果・退会時の停止を管理する |
毎月同じ月謝を集金するなら、定期決済が基本の選択肢です。一方、参加回数によって料金が変わる講座などは、都度決済のほうが運用しやすい場合があります。
いろは私なら、毎月固定の月謝と、教材費・単発講座の代金を分けて考えます。全部を定期決済にまとめようとするより、請求の種類に合わせて使い分けるほうが管理しやすいですよ。
対応するのはクレジットカード5ブランド
オンライン決済は、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubに対応しています。実際に利用できるブランドは、審査・利用開始状況を確認してください。
店頭のAirペイで受け付けられる電子マネーやQRコード決済を、決済リンクでもすべて使えるわけではありません。また、リンクのQRコードは支払画面を開くためのもので、PayPayなどのQRコード決済とは異なります。
オンライン決済の手数料・費用と入金サイクル
料金を確認するときは、店頭決済の条件と分けて見ることが大切です。オンライン決済は月額固定費をかけずに始められますが、決済のたびに手数料が発生します。
| 費用・条件 | Airペイのオンライン決済 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額固定費 | 0円 |
| 決済手数料 | 3.24% |
| 振込手数料 | 0円 |
| 入金回数 | 月1回 |
| 振込口座 | ゆうちょ銀行は利用不可 |
月謝1万円なら、決済手数料の目安は324円
決済手数料の目安は「決済額×3.24%」で計算できます。例えば、月謝が1万円なら1件あたり324円、50人分の月謝が合計50万円なら1万6,200円です。
月額固定費は無料でも、受講者が増えるほど決済手数料の総額は増えます。導入を考える際は、現金回収や銀行振込の確認にかかっている時間と、毎月の決済手数料を比べてみてください。
上の計算は、取消・返金や端数処理などを考慮しない単純な試算です。実際の振込金額は専用管理画面で確認します。
2.48%のディスカウントプログラムは対象外
Airペイには対象の中小事業者向けにカード決済手数料を引き下げるプログラムがありますが、オンライン決済は対象外です。店頭決済で2.48%が適用されていても、決済リンクでの支払いは3.24%となります。
店頭のAirペイを含めた決済方法ごとの料金は、以下の記事で解説しています。


入金は月1回。月謝の決済日と銀行への入金日は別
オンライン決済の入金は月1回です。通常のAirペイ・Airペイ タッチの入金サイクルと同じではなく、専用管理画面の「振込一覧」で振込日・振込金額を確認します。
例えば、毎月10日に月謝をカード決済する設定にしても、10日に店舗の銀行口座へ入金されるわけではありません。家賃や講師への支払いに月謝を充てる場合は、入金までの期間も含めて資金繰りを考えましょう。
決済リンクの作り方と月謝を集金する手順
利用開始後は、オンライン決済の専用管理画面でリンクを作成します。月謝に使う場合は、料金だけでなく「いつ・何月分を請求するか」を先に決めておくと、保護者や受講者への説明もしやすくなります。
新規利用と、すでにAirペイを使っている場合
新しく導入する場合は、Airペイへ申し込み、審査・利用開始の案内を確認します。審査結果は決済方法ごとに届くため、申し込んだ直後からすべてのブランドが使えるとは限りません。
すでにAirペイを利用している場合、公式案内ではオンライン決済のための新たな申し込み・審査は不要です。Airペイと共通のAirIDでオンライン決済管理画面へログインし、利用可能な状態を確認してください。
Airペイ自体の申し込み手順や必要書類は、以下の記事を参考にしてください。


月謝プランのリンクを作成して共有する
- 専用管理画面の「決済リンク管理」から作成画面を開く。
- 商品名・説明文を入力し、月謝のプランなら「定期決済」を選ぶ。
- 決済頻度・決済日・請求金額・税設定を確認する。
- 必要に応じて、生徒名などを確認する「お客様向け質問」を設定する。
- 内容を確認してリンクを作成し、公開状態を確認する。
- URLをメール・SNSで送り、またはQRコードを提示して登録してもらう。
- お客様の登録内容と決済状況を確認する。
単発の体験料や商品代金を受け付ける場合は「都度決済」を選びます。お客様はリンクから支払画面を開き、必要な情報を入力して支払いを確定します。
月謝では、保護者の名前で登録されると生徒との照合に迷うことがあります。「お客様向け質問」で生徒名や会員番号を入力してもらうと、教室の名簿と照合しやすくなります。
なお、URLを知っている人は支払画面を閲覧できるため、商品名や説明文に個人の氏名・住所などを直接入れないようにしましょう。
初回決済日を確認してから案内する
定期決済では、毎月などの決済頻度と、初回決済日と同日・月末日・指定日といった決済日の設定ができます。年間払いは、月間隔を12ヶ月にする設定も可能です。
例えば月末決済に設定し、7月10日に登録してもらった場合、初回決済日は7月31日となります。登録した時点で必ず初回の月謝が決済されるわけではありません。
教室側では「7月31日の支払いは7月分なのか、8月分なのか」を決め、説明文や入会案内に明記しておきたいところです。月途中の入会金や初月料金が通常の月謝と異なる場合も、通常プランと区別した請求方法を用意しましょう。
月謝の集金で困らないための管理・変更・退会ルール
定期決済は毎月の請求を自動化できますが、決済の失敗や休会・退会への対応まで不要になるわけではありません。始める前に担当者と確認日を決めておくと、集金漏れや請求の行き違いを減らせます。
取引履歴・定期決済者・振込情報は専用管理画面で確認
オンライン決済の「取引履歴」では決済結果を、「定期決済者一覧」ではお客様の契約状況や契約詳細を、「振込一覧」では入金情報を確認できます。通常のAirペイ管理画面とは確認場所が異なります。
また、オンライン決済はAirレジとの連携に対応していません。店頭の売上と月謝のオンライン売上を合わせて管理する場合は、二重計上を防ぎながら照合する方法を決めておきましょう。
決済に失敗したら、カード情報の更新を案内する
カードの有効期限や利用限度額などが原因で定期決済に失敗すると、「決済停止中」となり、店舗とお客様にメールで案内されます。お客様には、そのメールからカード情報を更新してもらいます。
次回決済日の前日までにカード情報が更新されると、失敗した決済が自動で再度行われます。期限に間に合わないと、その契約の継続ができず、解約と再申し込みが必要になります。
カード更新後に未決済分が再請求されることがあるため、別の方法で集金する前に状況を確認しましょう。すでに現金で受け取っているのにカードでも請求された、といった行き違いを防ぐためです。
金額や決済日を変えるときは、新しいリンクが必要
作成済みのリンクは、決済タイプ・頻度・決済日・請求金額・税設定を後から変更できません。月謝の値上げやコース変更などで請求内容が変わる場合は、新しい決済リンクを作成します。
新しいリンクを作っただけで、既存の契約が自動で切り替わると考えないようにしてください。旧契約の停止、新しいプランへの申し込み、最終請求月と初回請求月の確認をセットで進めます。
休会・退会では、定期決済を止める手続きが必要
定期決済には一時停止機能がありません。休会で請求を止める場合は対象の定期決済を一度解約し、再開時にリンクを共有して再度申し込んでもらいます。
退会時も、教室の名簿から削除するだけでは定期決済の停止手続きになりません。専用管理画面の「定期決済者一覧」で対象の契約を選び、解約を行います。
決済当日に解約すると、タイミングによってはその月の決済が完了している場合があります。締切に余裕を持って手続きし、最終の決済結果も確認してください。



「退会届を受け付ける人」と「定期決済を止める人」が違うお店は、特に引き継ぎが大切です。受付日・最終請求月・停止の完了を一緒に記録しておくと確認しやすくなります。
請求済みの返金と、今後の定期決済の解約を分ける
すでに決済した金額を返金したい場合は、取引の取消処理を行います。オンライン決済の管理画面では、条件を満たせば全額・一部の取消が可能です。
管理画面で取消できる条件には、決済日から180日を経過していないことなどがあります。画面で取消できない場合は、表示される案内に従って依頼します。
過去の取引を取り消す操作と、今後の定期決済を止める操作は別です。退会に伴って返金する場合は、必要に応じて両方を処理しましょう。
Airペイのオンライン決済でよくある質問
導入前に迷いやすい点を、最後に確認しておきましょう。
- Airペイのオンライン決済は、月謝の自動引き落としに使えますか?
-
はい。「定期決済」で、お客様が登録したクレジットカードへ設定した頻度・決済日に自動請求できます。銀行口座からの口座振替とは異なり、カード決済で集金する仕組みです。
- お客様に専用アプリを入れてもらう必要はありますか?
-
専用アプリのインストールは不要です。共有された決済リンクを開き、支払画面で必要な情報を入力して手続きを行います。
- 決済リンクのQRコードでPayPayやSuicaも使えますか?
-
いいえ。リンクのQRコードは、クレジットカードの支払画面を開くためのものです。Airペイのオンライン決済はVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubに対応し、店頭で使える電子マネーやQRコード決済とは対応範囲が異なります。
- 決済手数料ディスカウントプログラムの2.48%は適用されますか?
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オンライン決済は対象外で、決済手数料は3.24%です。店頭決済で割引が適用されている加盟店でも、オンライン決済には同じ料率が適用されるわけではありません。
- カードの分割払いと定期決済は同じですか?
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異なります。定期決済は月謝などを設定した頻度で繰り返し請求する機能です。カード会社の分割払いではなく、オンライン決済のお支払いは1回払いのみとなります。
- Airレジと連携してオンライン売上を管理できますか?
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Airペイのオンライン決済はAirレジとの連携に対応していません。オンライン決済の専用管理画面で取引履歴・定期決済者・振込情報を確認し、店舗の売上管理とは照合する運用を用意してください。
- 休会中の月謝を一時停止できますか?
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定期決済に一時停止機能はありません。一度対象の定期決済を解約し、再開時に決済リンクを共有して、お客様に再度申し込んでもらう必要があります。
月謝は定期決済、単発の請求は都度決済で集金を整えよう
Airペイのオンライン決済は、決済リンクを使って来店不要のカード支払いを受け付けられるサービスです。月謝・会費は定期決済、体験料や単発のサービス代金は都度決済、と使い分けられます。
初期費用・月額固定費・振込手数料は0円ですが、決済手数料は3.24%、入金は月1回です。店頭決済の割引料率や入金回数と混同しないように確認しましょう。
月謝に導入するなら、まず一つのコースについて、請求日・初回料金・未決済時の対応・退会時の停止手順を整理してみてください。決済を自動化しながら、受講者にもスタッフにもわかりやすい集金方法を作ることが大切です。


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