外国人観光客の来店が増え、
- 海外のクレジットカードにも対応したほうがいい?
- AlipayやWeChat Payは導入するべき?
- 外国人向けなら、どのキャッシュレス決済端末を選べばいい?
と悩んでいる店舗運営者も多いのではないでしょうか。
いろはお客さんが増えるのはうれしいものの、対応はなかなか大変ですよね
訪日外国人向けのキャッシュレス対応で重要なのは、単純に「クレジットカードが使える」ことだけではありません。
VisaやMastercardなどの国際ブランドはもちろん、中国などからの旅行者を考えるならUnionPay(銀聯)、Alipay+、WeChat Payなどへの対応も検討したいところです。
2025年の訪日外客数は年間4,268万人を超え、過去最高を更新しました。訪日外国人旅行消費額も約9兆4,549億円に達しています。特に中国・台湾・米国・韓国・香港の上位5か国・地域だけで消費額全体の62.2%を占めています。(日本政府観光局より)
店舗側にとっては、こうしたお客様が普段使っている決済方法を受け付けられるかどうかが、購入機会を逃さないためのポイントになります。
先に結論をまとめると、訪日外国人への対応を重視するなら、次の4サービスがおすすめです。
| サービス | 特におすすめの店舗 | インバウンド対応の強み |
|---|---|---|
| Airペイ | 幅広く外国人客を受け入れたい店舗 | 海外QRを含む対応ブランドが非常に多い |
| Square | 小規模店舗・素早く導入したい店舗 | 海外カード・銀聯・Alipay+・WeChat Pay対応 |
| stera pack | レジ設置型で安定性を重視する店舗 | 30種類以上の決済+充実したサポート |
| PAYGATE | 飲食店・イベント・持ち運んで使いたい店舗 | 1台完結+海外QRの手数料が低い |
迷った場合は、対応できる海外決済の多さと固定費のバランスからAirペイが最も選びやすいでしょう。
一方で、端末1台ですべて完結させたいならPAYGATEやstera pack、なるべく手軽に始めたいならSquareも有力です。
訪日外国人向けのキャッシュレス対応が重要な理由
インバウンド需要は一時的なものではなく、店舗にとって無視できない規模になっています。
2025年の訪日外国人による旅行消費額は約9.5兆円で過去最高を記録しました。1人あたりの旅行支出も22万9,000円となっています。
特に消費額が大きい国・地域は次のとおりです。
| 国・地域 | 2025年旅行消費額 | 構成比 |
|---|---|---|
| 中国 | 2兆58億円 | 21.2% |
| 台湾 | 1兆2,033億円 | 12.7% |
| 米国 | 1兆1,186億円 | 11.8% |
| 韓国 | 9,906億円 | 10.5% |
| 香港 | 5,614億円 | 5.9% |
つまり、欧米からのお客様に対応するだけでも、中国を中心としたアジア圏に対応するだけでも不十分です。
国際ブランドのカード+アジア圏のQR・銀聯までカバーできる環境を作っておくと、多くの訪日外国人に対応できます。
また、観光庁が2025年度に実施した訪日外国人旅行者の受入環境調査では、「クレジット/デビットカードの利用」を旅行中に困ったこととして挙げた人が10.7%いました。
キャッシュレス対応そのものが珍しくなくなった現在でも、「持っているカードが使えない」「希望する支払い方法がない」といった問題は残っています。
訪日外国人向けに最低限対応したい決済方法
インバウンド対策だからといって、世界中の決済サービスを一つずつ導入する必要はありません。
優先順位を付けるなら、次の順番で考えると分かりやすいでしょう。
Visa・Mastercardなどの国際ブランド
最優先で対応したいのがクレジットカード・デビットカードです。
特に、
- Visa
- Mastercard
- American Express
- JCB
- Diners Club
- Discover
などの国際ブランドに対応しておけば、欧米やアジアを含めて幅広い旅行者から決済を受け付けられます。
このときに注意したいのが、国内発行カードだけでなく海外発行カードを利用できるかという点です。
一般的なキャッシュレス決済サービスでは海外発行カードにも対応していますが、導入前には利用できるブランドと決済方法を確認しておきましょう。
タッチ決済
訪日外国人対策では、カードを差し込む決済だけでなくタッチ決済への対応も重要です。
Visaのタッチ決済やMastercardコンタクトレスなどに対応していれば、お客様は端末へカードやスマートフォンをかざして支払えます。
海外ではタッチ決済が広く使われており、訪日客にとっても普段と同じ感覚で決済しやすくなります。
店舗スタッフ側もカードを預かる必要がなく、言葉による説明を減らせる点がメリットです。



海外は日本よりも圧倒的にクレジットカードのタッチ決済が普及していますので、クレジットカードへの対応と同時にタッチ決済にも対応しておきたいところです
UnionPay(銀聯)
中国からの旅行者を取り込みたい店舗で確認しておきたいのがUnionPay(銀聯)です。
UnionPayは中国を中心に利用されている国際決済ブランドで、現在では世界180以上の国・地域に利用可能な地域が広がっています。
特に、
- 百貨店
- ドラッグストア
- 家電販売店
- ブランド品店
- 土産店
- 観光地周辺の店舗
など、中国からの旅行者による利用が多い店舗では優先度が高くなります。
なお、「銀聯カード」と「銀聯QR」は別の決済方法です。
決済サービスによって対応状況が異なるため、「UnionPay対応」とだけ確認するのではなく、カードとQRのどちらに対応しているのかもチェックしましょう。
Alipay+
中国をはじめとしたアジア圏からの旅行者を意識するなら、Alipay+への対応もおすすめです。
Alipay+は単純に中国のAlipayだけを意味するものではなく、複数の国・地域の決済サービスをつなぐ仕組みとなっています。
そのため、決済端末側がAlipay+に対応することで、店舗が海外の決済サービスと一つずつ契約しなくても、複数の海外ウォレットから支払いを受け付けられる場合があります。
インバウンド需要が多い店舗では、「対応ブランド数」だけではなく、Alipay+のような海外決済ネットワークに対応しているかを見ることも重要です。
WeChat Pay
中国人旅行者が多い店舗では、WeChat Payも確認しておきたい決済方法です。
Alipayと並ぶ中国系のQRコード決済で、日本でも複数の決済代行サービスから導入できます。
例えばAirペイ、Square、PAYGATE、stera packなどで対応しています。
中国人旅行者の利用が多い店舗であれば、UnionPay・Alipay+・WeChat Payの3つを一つの判断基準としておくとよいでしょう。
PayPayだけでは訪日外国人対策として十分ではない
すでにPayPayを導入している店舗も多いと思います。
国内のお客様へのキャッシュレス対応としては非常に有効ですが、「PayPayを導入しているから外国人のお客様にも十分対応できる」とは限りません。
インバウンド対応では、
- 海外発行クレジットカード
- タッチ決済
- UnionPay
- Alipay+
- WeChat Pay
などへの対応状況も重要になるためです。
特に外国人観光客が多い観光地では、国内向けQRコード決済を増やすよりも、まず国際カードブランドと海外決済への対応範囲を確認したほうが効果的でしょう。
国内向けを含めたQRコード決済サービス全体の比較については、以下の記事で詳しく紹介しています。
訪日外国人向けキャッシュレス決済おすすめ4選
ここからは、インバウンド対応という観点からおすすめのキャッシュレス決済サービスを紹介します。
単純な決済手数料だけではなく、
- 海外発行カード
- UnionPay
- Alipay+
- WeChat Pay
- タッチ決済
- 導入費用
- 月額固定費
- 端末の使いやすさ
などを踏まえて比較しています。
1位:Airペイ|海外QRを含めて幅広く対応したい店舗におすすめ
訪日外国人向けとして最初に検討したいのがAirペイです。
現在のAirペイでは、カード・電子マネー・QRコード・ポイントを合わせて最大92種類のブランドに対応しています。
特にインバウンドで重要となる、
- Visa
- Mastercard
- American Express
- JCB
- Diners Club
- Discover
- UnionPay
- Alipay+
- WeChat Pay
などにまとめて対応できる点が強みです。
Alipay+傘下の海外QRやSmart Code傘下の国内外QRなども対応ブランド数に含まれており、国内利用者と外国人利用者を一つのサービスで幅広くカバーできます。
Airペイの料金
Airペイは初期費用・月額固定費・振込手数料が0円です。
基本となるカード決済手数料は3.24%で、条件を満たしてディスカウントプログラムが適用されれば、一部クレジットカードは2.48%となります。
QRコード決済は税抜2.95%、税込3.24%が基本です。
訪日外国人がそれほど多くない店舗でも、固定費が発生しないため、
「今後外国人のお客様が増えるかもしれないので、とりあえず対応しておきたい」
という使い方がしやすいでしょう。
Airペイがおすすめの人
Airペイは次のような店舗におすすめです。
- 外国人の国籍を問わず幅広く対応したい
- Alipay+やWeChat Payにも対応したい
- 月額固定費をかけたくない
- 国内客向けの決済方法も充実させたい
- すでにiPhoneやiPadを利用している
一方、AirペイはiPhoneまたはiPadとカードリーダーを組み合わせて使います。
レシートプリンターまで1台にまとめたい店舗には、PAYGATEやstera packのほうが向いています。
Airペイの決済手数料については別記事で詳しく解説しています。
ttps://cashless-iroha.com/airpay-cost/



導入費用の安さ・決済手数料・持ち運べる手軽さがAirペイの魅力です
2位:Square|手軽さとインバウンド対応を両立したい人におすすめ
Squareも訪日外国人向けにおすすめしやすいサービスです。
Squareは、
- Visa
- Mastercard
- American Express
- JCB
- Diners Club
- Discover
- UnionPay(銀聯)
といったカードブランドに対応し、海外発行カードも受け付けられます。
さらに、QRコード決済としてWeChat PayとAlipay+にも対応しています。
つまり、欧米などの旅行者→クレジットカード・タッチ決済に加え中国などの旅行者→UnionPay・Alipay+・WeChat Payという形で幅広く対応できます。
Squareは導入方法を選びやすい
Squareの特徴は、店舗規模に合わせて決済方法を選べることです。
スマートフォンだけを使ったタッチ決済から、Squareリーダー、Squareターミナルなどの専用端末まで用意されています。
そのため、「まずは外国人のお客様向けにカード決済だけ試したい」という小規模店舗から、「レシートまで1台で発行したい」という飲食店まで対応しやすくなっています。
海外カードやインバウンド向けQRの利用開始には、それぞれ審査があります。Visa・Mastercard・American Express・UnionPayは通常1~3営業日程度、JCBなどは通常5~15日、QRコード決済は各事業者の審査が必要です。
Squareがおすすめの人
Squareは次のような方におすすめです。
- 小規模店舗
- 外国人向け決済を手軽に始めたい
- 月額固定費を抑えたい
- UnionPayにも対応したい
- Alipay+・WeChat Payも導入したい
- POSやオンライン決済もSquareにまとめたい
特に、実店舗だけではなく予約時のオンライン決済まで行いたいホテル、体験施設、観光サービスなどとは相性がよいでしょう。
Squareの端末ごとの違いについては以下の記事を参考にしてください。





スクエアは導入までの期間の短さ・決済手数料・端末の使いやすさが魅力。申し込みからすぐにキャッシュレス対応可能です
3位:stera pack|据え置き店舗でサポートを重視するならおすすめ
レジへ据え置くオールインワン端末を探している場合は、stera packも候補になります。
stera packでは1台で30種類以上のキャッシュレス決済を受け付けられます。
クレジットカード、電子マネー、QRコードに対応し、UnionPay、Alipay、WeChat Payも対象となっています。
さらに、
- レシートプリンター内蔵
- 店舗側とお客様側の2画面
- 24時間365日のサポート
- 故障時の修理・交換
- レシートロール紙無料
など、店舗運営を含めたサポートが充実しています。
カード決済が多い店舗にも向いている
スモールビジネスプランでは、条件を満たす店舗ならVisa・Mastercardの決済手数料が1.98%、JCB・American Express・Diners Club・Discoverが2.48%です。
外国人のお客様でもVisaやMastercardによるカード決済が中心となる店舗なら、手数料面でも魅力があります。
一方、サービス利用料は1年目0円、2年目以降は月額3,300円です。ただし、直近1年間のキャッシュレス売上が3,000万円以上の場合はサービス利用料が無料となる仕組みがあります。
QRコード決済は導入まで時間がかかる可能性がある
注意したいのが導入期間です。
stera packでは現在、コード決済事業者の加盟店審査が長期化しており、申し込みから導入まで3か月以上かかる可能性があると案内されています。
「来月から外国人ツアーを受け入れる」といった場合には、早めに申し込みましょう。
stera packがおすすめの人
- レジへ据え置いて使用する
- 外国人客と国内客の両方が多い
- カード決済の売上が多い
- 紙のレシートを発行する
- サポート体制を重視する
- 複数の決済を1台にまとめたい



決済はレジ前でのみ対応する。ということであればステラパックがおすすめです
料金やサービス全体については以下の記事で詳しく紹介しています。


4位:PAYGATE|海外QRの手数料と持ち運びやすさが魅力
飲食店やイベント、キッチンカーなどで外国人観光客に対応するなら、スマレジ・PAYGATEも有力です。
PAYGATEは、
- クレジットカード
- 電子マネー
- QRコード決済
を1台で処理できるオールインワン型の決済端末です。
さらに4G通信とバッテリーを搭載しているため、固定されたレジだけではなく、店内や屋外へ持ち運びできます。
Alipay+・WeChat Pay・銀聯QRが2.00%
インバウンド対策として特に注目したいのが海外QRの手数料です。
PAYGATEでは、
- Alipay+
- WeChat Pay
- 銀聯QR
の決済手数料が2.00%となっています。
外国人客によるQRコード決済が多い店舗では、3%台のサービスと比較して手数料負担を抑えられる可能性があります。
例えば年間500万円の海外QR決済があった場合、決済手数料が3.24%と2.00%では、単純計算で年間約6万2,000円の差になります。
外国人比率が高くなるほど、こうした手数料差も無視できません。
月額料金がかかる点には注意
PAYGATEの月額利用料は3,300円です。
そのため、外国人観光客が年に数回しか来ない店舗であれば、AirペイやSquareなど月額固定費のないサービスのほうが使いやすいでしょう。
一方、
- 観光地の飲食店
- 土産物店
- ホテル
- キッチンカー
- 外国人の多いイベント
など、キャッシュレス売上が安定している店舗なら、月額料金よりも手数料や端末機能を重視する価値があります。
PAYGATEがおすすめの人
- 外国人客の利用が多い
- Alipay+・WeChat Payの利用が多そう
- 端末を持ち運びたい
- テーブル会計を行いたい
- 1台から紙のレシートを発行したい
- スマレジと連携したい
PAYGATEの料金やメリット・デメリットについては以下の記事で詳しく紹介しています。
スマレジPAYGATEのデメリットは?メリットと合わせて解説
訪日外国人向けキャッシュレス決済4社を比較
ここまで紹介した4サービスを、インバウンド対策という観点からまとめます。
| 項目 | Airペイ | Square | PAYGATE | stera pack |
|---|---|---|---|---|
| Visa・Mastercard | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 海外発行カード | ○ | ○ | ○ | ○ |
| タッチ決済 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| UnionPay | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Alipay+ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| WeChat Pay | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 海外QRへの強さ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
| 月額固定費 | 0円 | 0円 | 3,300円 | 1年目0円※ |
| 持ち運び | ○ | 端末による | ◎ | △ |
| レシート | 別途機器 | 端末による | 本体対応 | 本体対応 |
| おすすめ | 対応決済重視 | 手軽さ重視 | 店舗・屋外利用 | 据え置き店舗 |
※stera packは2年目以降月額3,300円。条件を満たす場合は無料。
「外国人向けだからこの1社でなければならない」ということはありません。
重要なのは、自店を訪れる外国人のお客様が使いたい決済方法に対応していることです。
迷ったらAirペイがおすすめ
4サービスの中で迷った場合、当サイトではAirペイを第一候補としておすすめします。
理由は、対応できる決済方法が非常に多い一方で、月額固定費がかからないためです。
外国人のお客様が多い店舗でも、
「中国人のお客様だけが来る」
「欧米のお客様だけが来る」
というケースは少ないでしょう。
韓国、中国、台湾、香港、米国、オーストラリア、東南アジア、ヨーロッパなど幅広い国・地域から来店する可能性を考えると、特定の決済だけに絞るよりも、対応範囲の広いサービスを一括導入したほうが管理しやすくなります。
Airペイでは海外QRを含め最大92種類のブランドに対応しているため、インバウンドと国内客への対応を一つにまとめたい店舗との相性がよいサービスです。
外国人客が多いならPAYGATEも有力
一方で、訪日外国人による売上がかなり大きい店舗ならPAYGATEもおすすめです。
Alipay+・WeChat Pay・銀聯QRの決済手数料が2.00%なので、海外QRの利用額が増えるほど月額3,300円を支払っても総コストが安くなる可能性があります。
特に、
- 観光地
- 空港周辺
- ホテル
- 土産物店
- 免税店
- 外国人利用の多い飲食店
などでは、単純に「月額無料だから」という理由だけで決済サービスを決めず、年間の決済手数料まで含めて比較することが重要です。
店舗の業種別におすすめを選ぶ
飲食店
通常のレジ会計だけならAirペイやstera packが使いやすいでしょう。
テーブル会計を行う場合は、バッテリーと4G通信を搭載するPAYGATEなど、持ち運びできる端末が便利です。
持ち運べるsteraシリーズを検討している場合は、stera terminal lightも選択肢になります。
stera terminal lightとは?ステラパックとの違いを解説
土産物店・小売店
外国人観光客が多い小売店では、対応決済数を重視しましょう。
Airペイ、PAYGATE、stera packなど、カード・UnionPay・Alipay+・WeChat Payをまとめて利用できるサービスがおすすめです。
特に商品単価が高い場合は、QRコードだけではなく海外発行クレジットカードへの対応も重要になります。
ホテル・宿泊施設
宿泊施設では決済金額が大きくなりやすいため、クレジットカード対応を優先します。
Visa・Mastercardに加え、American Express、JCB、UnionPayなど幅広いカードブランドに対応しているサービスを選びましょう。
予約時の事前決済までまとめたい場合は、オンライン決済にも対応できるSquareなども候補になります。
キッチンカー・イベント
屋外で外国人旅行者を相手にするなら、通信方法とバッテリーを確認する必要があります。
PAYGATEのような通信回線を内蔵したモバイル端末なら、店舗のWi-Fiがない場所でも利用しやすくなります。
イベント出店向けの決済端末については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
訪日外国人向け決済サービスを選ぶ5つのポイント



ここまでおすすめの決済サービスを紹介してきましたが、申し込みをする前のチェックポイントとして以下を活用してください
対応ブランド数だけで決めない
「50種類対応」「90種類対応」といった数字だけを見るのではなく、自店に必要な決済が含まれているか確認しましょう。
特にインバウンドなら、Visa・Mastercard+UnionPay+Alipay++WeChat Payを一つの目安にするのがおすすめです。
タッチ決済に対応しているか
海外のお客様がカードやスマートフォンをかざすだけで決済できる環境を用意しておくと、会計時の説明を減らせます。
言葉が通じにくい状況でも決済しやすい点は、訪日外国人対応との相性がよい部分です。
決済手数料だけでなく月額料金も確認する
例えばQRコード決済の手数料が低くても、毎月固定費が発生するサービスがあります。
逆に決済手数料が多少高くても、月額料金0円ならキャッシュレス売上の少ない店舗では安くなる可能性があります。
そのため、年間固定費+年間決済手数料で比較するのがおすすめです。
店頭で使える決済を表示する
せっかく海外決済に対応していても、外国人のお客様に伝わらなければ意味がありません。
店頭やレジ周りに、
- Visa
- Mastercard
- UnionPay
- Alipay+
- WeChat Pay
などの利用できるブランドを表示しておきましょう。
外国人のお客様がスタッフに「Can I use this?」と確認する必要がなくなり、入店や購入のハードルを下げられます。
外国人が多い国・地域に合わせる
店舗によって来店する旅行者は異なります。
例えば中国人観光客の利用が多い店舗なら、UnionPay・Alipay+・WeChat Payの優先度が高くなります。
一方、欧米豪からのお客様が中心なら、Visa・Mastercard・American Expressなどのカードとタッチ決済を優先する方法もあります。
すべてを同じ重要度で導入するのではなく、実際の客層を見ながら決済方法を選ぶことが重要です。
訪日外国人向けキャッシュレス決済に関するよくある質問
外国のクレジットカードは日本の決済端末でも使えますか?
対応する国際ブランドの海外発行カードであれば利用できる決済サービスがあります。
ただし、契約している決済サービスやカードブランドによって条件が異なるため、海外発行カードへの対応状況を確認してください。
外国人向けにPayPayを導入すれば十分ですか?
PayPayだけでは十分とはいえません。
訪日外国人への対応を目的とするなら、Visa・Mastercardなどの国際ブランドや、UnionPay、Alipay+、WeChat Payなども検討しましょう。
AlipayとAlipay+は同じですか?
同じものではありません。
Alipayは中国を中心に利用される決済サービスですが、Alipay+は複数の国・地域の電子ウォレットを店舗側の決済環境へ接続する仕組みです。
そのため、インバウンド対策ではAlipay+への対応範囲にも注目する価値があります。
中国人観光客向けには何を導入すればいいですか?
まずVisa・Mastercardなどの海外カードに対応したうえで、
- UnionPay
- Alipay+
- WeChat Pay
への対応を確認するのがおすすめです。
中国は2025年の訪日外国人旅行消費額で約2兆円、全体の21.2%を占める最大市場となっています。
中国人観光客が多いエリアでは、対応するメリットも大きいでしょう。
外国人向けキャッシュレス決済だけを別契約する必要がありますか?
必ずしも必要ありません。
Airペイ、Square、PAYGATE、stera packなどは、日本国内向けの決済と海外向けの決済を一つのサービスで利用できます。
複数の会社と個別契約するよりも、売上管理やレジ操作をまとめやすい点もメリットです。
まとめ|訪日外国人向けなら「カード+海外QR」で考えよう
訪日外国人向けにキャッシュレス決済を導入する場合、単に「キャッシュレス対応店」にするだけではなく、海外のお客様が実際に使える決済方法を揃えることが重要です。
特に優先したいのは、
- Visa・Mastercardなどの国際ブランド
- タッチ決済
- UnionPay
- Alipay+
- WeChat Pay
です。
おすすめサービスを簡単にまとめると、
幅広い決済に対応し、固定費も抑えたい
→ Airペイ
小規模店舗で手軽にインバウンド対応したい
→ Square
外国人客が多く、持ち運べるオールインワン端末が欲しい
→ PAYGATE
レジ据え置き型でサポートや安定性を重視したい
→ stera pack
となります。
2025年には訪日外国人による消費額が約9.5兆円まで拡大しており、今後も外国人旅行者を取り込むうえで決済環境は重要な店舗インフラの一つです。
外国人のお客様がレジまで来てから「このカードは使えません」となる前に、自店を訪れる国・地域を想定してキャッシュレス環境を整えておきましょう。






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