キャッシュレス決済が身近になり、屋台やお祭りでもキャッシュレス決済に対応するお店が増えてきています。
現金を持ち歩かない方も増えているので、運営者としてはキャッシュレス決済に対応しなかればと考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では屋台やお祭りに出店するにあたりキャッシュレス決済を導入する場合の選び方とおすすめサービスを紹介しています。
導入検討時の参考にしてください。
この記事のまとめ
PayPayがおすすめの方
✓キャッシュレスには対応したいが、なるべく決済手数料を抑えたい方
✓対応決済は1種類でも問題ない方
スクエアがおすすめの方
✓入金サイクルの早さを重視したい方
✓なるべく早くキャッシュレス決済を導入したい方
✓月額利用料無料のサービスを利用したい方
屋台やお祭りでのキャッシュレス決済の選び方
ここでは屋台やお祭りなど野外でキャッシュレス対応したいときの、キャッシュレス決済サービスの選び方を紹介します。
それぞれ詳しく紹介します。
端末を持ち運べるものを選ぶ
屋台やお祭りでのキャッシュレス決済の対応は屋内ではなく、野外になりますので、電源ケーブルを繋いだままでなくてもバッテリーで駆動するものを選ぶのがおすすめです。
また場所も限られますので、コンパクトで邪魔にならないものを選ぶのがおすすめ。
据え置き型やiPadの利用が必要なものは、屋台やお祭りの利用を想定する場合は使いづらいですので避けるようにしましょう。
QRコード決済のみであれば、QR決済コードの掲示だけで対応できるので簡単です。
簡単に決済できるものを選ぶ
屋台やお祭りではたくさんのお客さんの来店が想定されますので、なるべく早く決済を済ませ、多くのお客さんの対応をしたいところだと思います。
そんな時に決済で手間取っていると売り逃しの可能性もありますので、お店側が使いやすい決済端末であることはもちろんとして、お客さん側にとっても慣れている、知名度の高い(街でよく見かける)サービスを利用しておくのがおすすめです。
屋台やお祭りではそこまで高単価な商材ではないと思いますので、クレジットカードよりも電子マネー(Suicaなど)やQRコード決済(PayPayなど)に対応しておくのがよいでしょう。
月額費用がないものを選ぶ
お祭りや屋台など不定期の出店となる場合は維持費が無駄になってしまいますので、月額費用0円で利用できるものを選ぶのがおすすめです。
月額費用0円のものを選んでも決済手数料が高くなるということは決してありませんので安心してください。
屋台やお祭りにおすすめのキャッシュレス決済
ここからは屋台やお祭りにおすすめのキャッシュレス決済サービスを紹介します。
考え方や客層に応じて以下で選ぶのがおすすめです。
それぞれの特徴を詳しく紹介します。
色々な決済に対応するならSquare(スクエア)
サービス名 | Square |
---|---|
クレジットカード対応 | 6ブランド |
電子マネー対応 | 交通系電子マネー ApplePay QuicPay、iDなど |
QRコード決済対応 | PayPay |
決済手数料 | 3.25%~3.95% |
入金サイクル | 翌日振込み (手数料無料) |
導入までの日数 | 最短当日 |
導入費用 | 決済端末料金のみ |
月額費用 | 0円 |
決済端末 | 3種類から選べる |
公式サイト | https://squareup.com/jp/ja |
スクエアがおすすめの方
✓入金サイクルの早さを重視したい方
✓なるべく早くキャッシュレス決済を導入したい方
✓月額利用料無料のサービスを利用したい方
スクエアは月額利用料を無料で利用でき、翌営業日入金に対応、最短当日に審査が完了するキャッシュレス決済端末です。
他のどのキャッシュレス決済端末よりも早く導入でき、入金サイクルも最速ですので、「早さ」を重視する方におすすめのサービスと言えます。
主要決済サービスには対応していますので、屋台やお祭りなど不特定多数の方が来る場合でも困ることはないでしょう。
なるべく多くの方の決済に対応し、売上を逃す機会を減らしたい方はスクエアを選ぶのがおすすめです。
導入前にスクエアの評判を確認したい方は以下の記事を参考にしてください。当サイトで独自に取得したアンケートデータなどをまとめています。
手軽さならPayPay
サービス名 | PayPay |
---|---|
初期費用 | 0円 |
決済システム利用料 (決済手数料) | 1.60%/1.98% |
入金サイクル | 月に1回 (早期振込サービスあり) |
サポート | 24時間365日 |
導入前の期間 | 1週間程度 |
解約時の違約金 | なし |
公式サイト | https://paypay.ne.jp/store/ |
PayPayがおすすめの方
✓キャッシュレスには対応したいが、なるべく決済手数料を抑えたい方
✓対応決済は1種類でも問題ない方
PayPayも初期費用や月額利用料無料で利用できるサービスなので使い続けやすいサービスといえます。
そして最大の特徴は決済手数料が安いことです。
Airペイやスクエアといったキャッシュレス決済代行サービスの場合は3%程度の決済手数料がかかりますが、PayPayは1.60%または1.98%で利用できます。(月額利用料無料で使う場合は1.98%)
PayPayは2023年度の取り扱い金額が10兆円を超すなど、利用者数が伸び続けているサービスですので、PayPayだけでも導入しておけば多くの方の決済に対応できます。
導入までのハードルも低く、使いやすいサービスですので、決済手数料を抑えたい方は検討してみてください。
現場での利用についても返金処理などはスマホで通信できる状態が必要ですが、会計を受け付けるだけであればQRコードが掲示されたPOPを出しておくだけなので、電源等も必要なく手軽に利用できるのが大きなメリットです。
利用者も多く、多くの方が使い慣れているサービスですので、スムーズなお取引ができるようになり、売り上げアップが見込めそうです。
PayPayの手数料や導入費用について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
屋台でキャッシュレス対応するメリット・デメリット
ここでは屋台でキャッシュレス対応をするメリットとデメリットを両方とも紹介します。
メリットは運営がスムーズになること
キャッシュレス決済端末を導入しキャッシュレスでの決済がメインになると、釣り銭の用意や交換が不要になると同時に、売上金の管理などもデータがすべて残るようになるので楽になります。
会計にかかる時間も減らすことができるため運営がスムーズになります。また売上が一括で管理されるため、締め作業の手間が省けるのも嬉しい点です。
またお祭りや屋台は屋外という場所の性質上、お金を落としてしまった後に探せないままとなってしまい、売り上げの一部をなくしてしまうという可能性があります。
キャッシュレス決済であれば、そんな不慮の事故も未然に防ぐことができます。
デメリットは決済手数料
キャッシュレス決済を導入する唯一のデメリットは決済手数料が発生することです。
多くのサービスでは3%程度の手数料が発生するので、その分利益が減ってしまいます。
しかしながら銀行に行く手間や両替の手数料など時間や費用を抑えられる点もありますので、大きくない手数料と捉えることもできます。
キャッシュレス対応で回転率アップ!
屋台やお祭りの現場で現金でのやり取りが減ることによって、会計がスムーズになるほか、衛生管理にもつながります。
PayPayはQRコードの記載された立て札やシールを掲載しておくだけで会計の対応ができるので、電気や通信環境が確保されていなくても問題なく利用できます。
決済手数料も安く運営者への負担も少ないキャッシュレス決済ですので、導入を検討してみてください。
一方でなるべく早く導入したい、早い入金必要ということであれば、スクエアを導入するのがおすすめです。
こちらもPayPayには対応できますし、交通系電子マネーなどにも対応できるので、多くの決済に対応することができます。
PayPay単体で申し込みをするよりは手数料は上がってしまいますが、各種決済に対応できる点や入金サイクルに魅力を感じる方はSquareの利用がおすすめです。
PayPayの申し込み時の注意点は以下の記事で紹介しています。
Squareの導入費用や手数料の解説はこちらです。
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