Squareは月額固定費は無料で決済手数料のみで利用できるキャッシュレス決済端末として人気で、端末も3種類出しているので用途にあわせて選ぶことができます。
昨今は個人商店や飲食店でもみかけることが増えたSquare。
そのメリットとデメリットを一覧でまとめました。
それぞれについて詳しく解説していきます。
Squareのデメリット・欠点は初期費用
導入検討時にはSquareのデメリットが気になる方も多いと思います。そこでまずはSquareのデメリットから紹介します。
初期費用がかかる
ステラパックなど初期費用無料で導入できる決済サービスもありますが、Squareの場合は決済端末代、スマートフォンまたはタブレットの準備が必要となります。
Squareの決済端末で最も安いものが「Squareリーダー」の4,980円。スマホを用意することを考えると3万円程度はかかるので、初期費用でおおよそ3.5万円くらいかかる計算となります。
またレシートの印刷が必要な場合は、別途機器を用意する必要があるのでその分の費用も必要となります。
Squareのメリット
ここからはメリットについて触れていきます。
決済端末を用途や好みで選べる
スクエアは以下のように決済リーダーを3種類用意しており、好みや用途にあわせて最適な端末を選ぶことができる唯一のキャッシュレス決済サービスです。
種類 | Squareリーダー | Squareスタンド | Squareターミナル |
---|---|---|---|
端末 | ![]() | ![]() | ![]() |
本体価格 | 4,980円 | 29,980円 | 46,980円 |
本体以外に必要なもの | スマホ(iOS、Android両方可) | iPad | なし |
ポイント | 端末価格がSquare端末の中で最安なので、予算を抑えてキャッシュレス端末を導入できる | Squareスタンド1台でPOSレジとキャッシュレス決済の対応可能。キャッシュドロワーやプリンターなどで拡張可能で理想のレジを作れる | 1台でキャッシュレス決済、POS機能、レシート発行にすべて対応可能。最もコスパよくPOS機能まで導入できる端末 |
公式サイト | Square リーダーページ | Square スタンドページ | Square ターミナルページ |
他のキャッシュレス決済サービスは決済リーダーが選べないため、導入後に〇〇という機能が欲しかった、〇〇はいらないけど△△はほしい。など要望が出てきがちですが、スクエアは最初から選べるため失敗しづらいです。
また好きな端末を操作性や見た目からも選べるので、気に入ったものを使えるのも魅力の1つ言えます。
スクエアの3端末はそれぞれ特徴がありますので、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
月額利用料無料
Squareは月額利用料がありませんので、月々発生する費用は決済手数料のみ。ランニングコストも抑えて利用が可能です。
以前よりも決済端末も安くなり、クレジットカードの決済手数料も引き下げられているため、さらに導入しやすくなりました。
導入までが早い
Squareは導入費用が安いことに加えて、導入までが早いことも特徴。利用の申込みはオンラインからで、最短当日に審査結果が届きます。(Airペイの場合は導入までに2週間程度かかります)
複雑な手続きが必要なく。審査に通過すれば、最短で申し込み当日からクレジットカード決済の受け付けを始めることが可能です。
現在最短15分で審査完了となりました。
入金サイクルが早く振込手数料も無料
Squareからの振込は手数料は事務手数料無料で、三井住友銀行かみずほ銀行を振込先として登録している場合は決済日の翌日に入金されます。

その他の銀行の場合は毎週水曜日で締められ、金曜日に合算した金額が振り込まれる形となります。

三井住友銀行とみずほ銀行ではない場合は概ね月間4回の入金となってしまうため、入金サイクルが早いほうが使いやすい場合は上記2行のいずれかを利用しましょう。
スクエアの入金サイクルや振込手数料については以下の記事で詳しく紹介しています。
POSレジと連動できる
Square決済は同じくSquareが提供する無料アプリ「Square POS」と連携ができます。
POSレジとはお店の売上管理や在庫管理ができるものですが、この機能が無料で利用できます。もちろん、安かろう悪かろうということはなく、以下のように充実した機能が利用可能。
1.レジ締めがかんたんに:販売情報が自動でアップデートされるため、手作業での計算処理を省くことができます。計算ミスや集計の間違いを防ぐことができ、レジ締めの作業が効率よく行えます。
2. データ分析による売上の向上:POSシステムには、1日の売上高、客数、顧客の属性、時間帯などの売上に関するすべての情報が記録されます。そのデータを活用することで、在庫の補充や、混雑に合わせたスタッフの配置管理など、売上アップのための大切なデータの一元管理ができるようになります。
Square公式
3. 業務効率の向上:あらかじめ商品と単価をPOSレジに登録しておくことができ、手作業で金額を打ち込んだり、計算したりする手間が省けます。打ち間違いなどのミスが減り、お客さまを待たせることなくスムーズにお会計の処理が行えます。
4. スタッフ管理の最適化:POSシステムでは、お店で働くスタッフの情報も管理することができます。各スタッフのシフト作成や勤怠管理だけでなく、「どの従業員が、いつ、何を、いくつ販売したのか」といった売上情報も記録することができます。
従来であれば年間利用料や導入費用を払って使うものという認識だったPOSレジが、導入費用も利用料も無料で利用できます。
売上管理や在庫管理がPOSがあることで簡単になりますので、Square導入時にはぜひあわせて利用してほしいサービスです。
店舗を持たない事業者も導入可能
キャッシュレス決済端末は店舗を持たない場合に導入できないものも少なくありませんが、Squareは店舗を運営していなくても導入可能です。
通信可能な環境があれば利用できるので
・イベントブースでの利用
・フードトラックでの利用
・自宅に伺って利用するサービス(掃除や修理など)での利用
など色々な場面で利用できます。
月額課金など継続課金にも対応
Square決済で最後に紹介するメリットは月額課金など継続課金に対応していることです。
継続課金は定期的に請求が発生する「習い事の月謝」や「家賃」、「団体メンバーシップの月会費の請求」などに便利で、自動の引き落としも業界最低水準の手数料3.75%で利用できます。
個人事業主や通称起業など、業種や事業規模問わずに一律の決済手数料で利用可能。面倒で時間のかかる書類手続きも不要なので、簡単に利用を開始できます。
Squareのメリット・デメリットまとめ
デメリットとメリットについて紹介してきた内容を改めてまとめると以下のとおりです。
初期費用が発生するデメリットはあるものの、導入までの早さ、入金サイクルの早さ、POSレジとの連動など、キャッシュレス決済以外にも大きなメリットがあるのがSquareです。
現在、Squareを導入するにあたって必要となる決済端末の割引セールも行われていますので、この機会を逃さず、キャッシュレス化を進めてみてはいかがでしょうか。
スクエアの評判を確認してから導入検討したい方は、以下の記事を参考にしてください。当サイトで独自に取得したアンケートデータ等をまとめています。
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