「stera tap(ステラタップ)」は小規模事業者向けの新たな決済ソリューションとして注目を集めるサービスです。
本記事ではステラタップが従来の決済端末とどのように違うのか?その特徴やメリットをはじめとし、導入方法や利用に際して発生する手数料などを解説します。
ステラタップ(stera tap)の特徴

ステラタップの最大の特徴は、専用決済端末を必要とせず既存のスマートフォンを決済端末として活用できる点にあります。
これまでキャッシュレス決済(QR決済以外)に対応するには、クレジットカードや電子マネーを読み込むための専用の決済端末を導入する必要がありました。
しかし、ステラタップでは近距離無線通信(NFC)を利用したタッチ決済に対応するスマートフォンを利用することでタッチ決済に対応できるため、決済専用端末の導入の必要がなくなりました。結果、初期投資の削減や運用コストの最小化ができ、小規模事業者や個人事業主でもキャッシュレス決済対応が進めやすくなっています。
ステラタップの導入費用と決済手数料
ステラタップの導入や利用時に発生する手数料は以下のとおりです。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
決済手数料(Visa/Mastercard) | 小規模事業者:1.98% |
その他事業者:2.70% | |
決済手数料(JCB/American Express) | 小規模事業者:2.48% |
その他事業者:3.24% | |
振込手数料 | 三井住友銀行:0円 その他銀行:220円/回 |
ステラタップは初期費用0円で導入でき、月額固定費も無料なのが大きな魅力です。
また決済手数料も従来の決済端末が必要なサービスと比較すると抑えられており、特に小規模事業者(直近1年の売上高が2,500万円以下などの条件)の場合は1.98%~利用できるのはメリットといえます。
スモールビジネスプランは初めてクレジットカード決済を導入する中小企業者向けのプランです。
お申し込みボタン押下後に表示される各種条件をご確認の上、お申し込みください。
※中小企業庁が定める定義に該当する事業者が対象で、一部対象外の業種がございます。
<対象外の業種>
たばこ店、百貨店、旅行代理店、宿泊施設(ホテル・ペンション・旅館・民宿等)、運輸、不動産
- ご契約者様における直近1年間のVisa/Mastercardの売上が2,500万円を超えた場合は、スタンダードプランに変更となり、その後は売上高問わずスタンダードプランの決済手数料率が継続適用されます。
- 決済会社によるVisa/Mastercardの売上高の判定は、毎年1月・4月・7月・10月に実施されます。
プランが変更になるお客様には、事前にご登録のメールアドレスにその旨をお知らせし、売上高を判定した3か月後に変更致します。
\ 初期費用・月額無料 /
ステラタップのメリットは導入スピード
ここまで紹介してきた内容も踏まえて、ステラタップのメリットをまとめました。
それぞれ詳しく解説します。
申し込み~利用開始までが最短15分
キャッシュレス決済に対応する場合、ステラパックなど端末の準備が必要なサービスの場合は申し込み~利用開始までが2ヶ月程度時間がかかるなど、申し込みをすればすぐにキャッシュレス決済に対応できるものではありませんでした。
しかしステラタップの場合はiPhoneを利用する場合であれば最短15分、Androidでも最短5営業日で利用開始と、申し込みをしたらすぐに利用開始できるのが魅力です。
スペースが必要ない
従来の決済端末が必要な場合だと、レジ周りに機器を置く必要があったり、持ち運びが大変という面がありました。
しかしステラタップならスマートフォンにアプリをインストールするだけでクレジットカードのタッチ決済に対応可能。
限られたスペースでも安心ですし、テーブル会計、外での販売などにも利用しやすいです。
操作が簡単
ステラタップはスマートフォンを操作して決済に対応するので、新しい機械の操作方法を覚える必要がありません。
ステラタップアプリの利用の流れもシンプルで以下の4ステップで決済が完了します。
- ステラタップアプリを開いて金額を入力
- 端末をお客様に提示する
- 端末にカード(またはデバイス)をかざしてもらう
- 完了が表示されカードの読み取りがされ決済完了
以下の30秒くらいの動画でみると更にわかりやすいで、決済の流れが気になる方は確認してみてください。
\ 初期費用・月額無料 /
ステラタップのデメリットは対応決済数
専用決済端末が不要でスピーディーに導入できることが魅力なステラタップですが、以下の点には考慮が必要です。
上記についても対応が必要な場合は、従来どおりの決済端末を用意するのがおすすめですので、ステラパックを検討してみてください。
クレジットカードのタッチ決済以外は非対応
ステラタップで対応できる決済はクレジットカードのタッチ決済に限られます。つまり以下の決済には非対応となります。
・クレジットカードを差し込む形や磁気での読み取り
・Suicaなどの電子マネー決済
・iD、QUICPayなどの電子決済
・PayPayなどのQRコード決済
上記決済にも対応が必要な場合は、30種類以上の決済に対応可能なステラパックの導入を検討してみてください。
非対応な決済は多いものの、いまやクレジットカードのタッチ決済はほとんどのカードで対応可能となっており、Visaのタッチ決済できるカードは1億枚を突破しています。
また海外では日本よりもタッチ決済が主流となっているため、ほとんどの方がタッチ決済対応のカードを持っていますので、インバウンド対応であればステラタップのみでも問題ないと言えるでしょう。

導入までの期間別でのおすすめ決済サービスは以下で紹介しています。

紙のレシートには非対応
ステラタップでの決済は紙のレシート発行には非対応です。
デジタルレシートは利用可能ですので、レシートが必要な場合はアプリ内で表示されるQRコードをお客様に読み取ってもらう、またはメールアドレスを入力してもらう必要があります。
毎回レシート発行が必要な場合は大きな手間となってしまうので、従来どおりの端末のほう(ステラパックのようにレシート発行機能までがついたオールインワン端末)が使いやすいでしょう。

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ステラタップの申し込み方法(導入の流れ)
ステラタップはオンラインでの登録から簡単に申し込みができ、最短15分以内で利用開始できます。申し込みの手順は次のとおりです。
iPhoneとAndroidどちらの端末で利用するかを選択して専用のページに移動します。
stera tapを申し込むというボタンを押すと、「小規模事業者向け」と「小規模事業者に当てはまらない事業者向け」で申し込みボタンが表示されるので、どちらか一方を選択して次に進みます。
※小規模事業者に該当する場合は小規模事業者向けを選んだほうが手数料が低くなります。
法人・個人区分や事業主名、電話番号など必要事項を入力します。
アカウント登録が完了するとメールが届きますので、そのメール内に記載のあるURLにアクセスし必要な情報を入力します。
iPhoneの場合は最短15分、Androidの場合は5営業日以内に審査が完了します。
アプリをダウンロードして初期設定を完了したら利用開始です。
ステラタップに関してよくある質問
ここではステラタップに関してよくある質問を紹介します。
まとめ ステラタップは初期費用0円で最短15分以内に利用開始!
ステラタップ専用決済端末を必要とせず既存のスマートフォンを決済端末として活用できるため、初期費用を抑えつつ、また使う場所を選ばずにキャッシュレス対応ができます。
また最短15分以内(iPhoneの場合)に利用開始ができるというスピード感も大きな魅力であり、店舗にはステラパックなどのキャッシュレス決済端末をおいているが持ち運びはできずイベント対応のときに困る。といった場合でも、申込みをしてすぐに利用できるのも魅力です。
クレジットカードのタッチ決済は現在利用者数が増加している決済手段ですので、手数料を抑えつつも早くキャッシュレス決済に対応したいという事業者にとっては第一に考えるべき選択肢がステラタップと言えます。
以下のページから簡単にアカウント登録ができます。初期費用や月額費用、違約金も発生しませんので、少しでも気になる方はまずは登録を進めてみてください。
一方で、最初から電子マネーやQRコード決済など、なるべく多くの決済に対応しつつ、POS機能(在庫管理等)もある方がいいという場合は「ステラパック」なら一気に全部揃えられますので、こちらを検討するのがおすすめです。
ステラタップ
ステラパック

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