SMBC GMO PAYMENTが提供する【stera pack(ステラパック)※端末名は「ステラターミナル」】はキャッシュレス決済を店舗に導入するためのサービスです。
条件を満たすスモールビジネスプランならVisa・Mastercardの決済手数料は1.98%、JCB・American Express・Diners Club・Discoverも2.48%。さらにプリンターを内蔵した「stera terminal standard」を初期コスト0円で導入できるなど、多くのメリットがあります。
一方、メリットだけを見て契約すると「思っていた使い方ができなかった」と感じる可能性があります。
特に導入前に知っておきたいのが次の点です。
- 2年目以降は原則月額3,300円かかる
- 1.98%の手数料はすべての店舗が利用できるわけではない
- stera terminal standardは持ち運んで利用できない
- 光回線の用意が必要
- 三井住友銀行以外では振込手数料がかかる
- 審査には約2週間~2か月かかる
- QRコード決済は導入まで3か月以上かかる場合がある
- POSレジ機能は標準で含まれていない
といったデメリットがあります。
つまりstera packは、固定レジである程度キャッシュレス売上が見込める店舗にはかなり魅力的ですが、小規模店舗や持ち運びを重視する店舗には他サービスのほうが合うことがあります。
この記事では2026年8月時点の最新情報をもとに、stera packのメリットだけでなく、導入前に知っておきたいデメリットを詳しく解説します。
ステラパックとは「オールインワン決済」サービス

stera packは、カード・電子マネー・QRコードなどを1台の決済端末へまとめられるキャッシュレス決済サービスです。
現在は累計30万台以上のstera terminalシリーズが導入されており、stera packでは初期コスト0円、サービス利用料初年度0円で導入できます。
端末として提供される「stera terminal standard」は、一般的なカードリーダーとは異なり、プリンターなども一体化しています。
ステラパックの基本情報
ステラパックのメリットをデメリット確認する前に、まずは基本的な情報を一覧でまとめました。
基本情報を簡単に目をとおしておくことで、メリット・デメリットの理解もしやすくなりますので、軽く読んでみてください。
| 初期費用(契約手数料など) | 0円 |
| 決済端末(stera terminal) | 0円(貸出) |
| 月額料金 | 初年度0円(2年目以降:3,300円) ※直近1年間のキャッシュレス売上高が3000万以上の場合、月額利用料が永年無料 |
| 決済手数料 | 1.98%~3.24% |
| 振込手数料 | ・三井住友銀行:0円 ・上記以外の銀行:220円/回 |
| 入金サイクル | 毎日・月6回・月2回締めから選べる |
| その他の特徴 | ・レシートプリント対応のオールインワン端末が無料 ・端末の修理や交換が無料 ・タッチペンが無料 ・レシートロール紙が無料 ・24時間365日電話対応のヘルプデスク ・販促集客アプリ「おみせポケット」が無料 ・VISA、MasterCardの決済手数料が安くなる |
| 公式サイト | https://www.smbc-gp.co.jp/stera/ |
2年目以降は月額3,300円ですが、直近1年間の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上になると、その後のサービス利用料を永年無料で利用できます。
また、端末の修理・交換は加盟店側の故意・過失がない場合は無料です。レシートロール紙も無料で提供されます。
stera packのデメリット
stera packで後悔しないために、まずはデメリットから詳しく見ていきましょう。
特に重要なのは「月額料金」「1.98%の適用条件」「据置型端末」という3点です。ここが自店舗の使い方と合わないなら、別のキャッシュレス決済サービスを選んだほうがよい可能性があります。
2年目から月額3,300円の固定費がかかる
stera pack最大のデメリットとして挙げやすいのが、月額料金です。
スモールビジネスプラン・スタンダードプランとも1年間はサービス利用料0円ですが、2年目以降は月額3,300円がかかります。
現在は、
- Airペイ→ 月額0円
- Square→ 月額0円
- STORES 決済フリー→ 月額0円
など、固定費なしで利用できるキャッシュレス決済サービスもあります。Airペイは月額固定費と振込手数料が0円、Squareも基本的な決済サービスは月額固定費0円です。
そのため、例えばキャッシュレス決済が月数万円しかない店舗では、毎月3,300円の固定費が負担になりやすいでしょう。
年間では、3,300円 × 12か月 = 39,600円です。
キャッシュレス売上が少ない店舗ほど、決済手数料が低くなるメリットよりも月額料金の影響が大きくなります。
一方で、直近1年間の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上になった場合、2年目以降のサービス利用料はその後永年無料になります。
そのため「売上が大きいほど月額料金が気にならなくなるサービス」と考えると分かりやすいでしょう。
1.98%の手数料は誰でも利用できるわけではない
stera packの広告を見ると「決済手数料1.98%~」という数字が目立ちます。
しかし、1.98%はスモールビジネスプランのVisa・Mastercardに適用される料率で、すべての店舗・すべての決済が1.98%になるわけではありません。
主な条件として、
- 中小企業庁が定める中小企業の定義に該当する
- 上場企業の企業グループに属していない
- Visa・Mastercardの売上見込みが年間2,500万円以下
- 対象外業種に該当しない
ことが挙げられています。
対象外業種には、
- たばこ店
- 百貨店
- 旅行代理店
- 宿泊施設
- 運輸
- 不動産
などがあります。
さらに、利用開始後に直近1年間のVisa・Mastercard売上が2,500万円を超えるとスタンダードプランへ変更されます。
ここで特に注意したいのが、一度スタンダードプランへ変更されると、その後売上が2,500万円以下になってもスタンダードプランの決済手数料率が継続することです。
スタンダードプランではVisa・Mastercard2.70%、JCB・American Express・Diners Club・Discover3.24%です。
「stera pack=ずっと1.98%」と考えて導入しないようにしましょう。
stera terminal standardは持ち運びできない
飲食店などで特に注意したいデメリットが端末の持ち運びです。
stera packで利用する「stera terminal standard」は、常時電源への接続が必要な据置型端末です。電源につながっていない状態では使用できません。
そのため、
- お客様の席でテーブル会計したい
- 店内を移動して決済したい
- キッチンカーで利用したい
- イベントへ持っていきたい
- 訪問先で決済したい
といった使い方には向いていません。
例えばPAYGATEは4G・バッテリー・プリンターを搭載したポータブル端末で、店内・屋外へ持ち運んで決済できます。
「オールインワン端末」という点は同じでも、stera packとモバイル型端末では利用シーンが大きく異なります。
固定レジで使うならstera packは非常に使いやすい一方、持ち運びが必要なら他サービスを選ぶほうがよいでしょう。
光回線を用意する必要がある
stera terminal standardを設置するには光回線が必要です。
公式FAQでも、通信の安定性・セキュリティの観点から固定回線を推奨し、端末設置には光回線が必要と案内しています。
つまり、
- スマートフォンのテザリングだけで使いたい
- モバイルWi-Fiを持ってイベントで使いたい
という利用方法には向きません。
すでに店舗で光回線を利用している場合はそれほど大きな問題ではありませんが、新規開業で回線を契約していない店舗では、stera packとは別にインターネット環境の準備が必要です。
対して4G通信を端末自体に搭載しているPAYGATEなどなら、固定回線を使わず決済できる利用方法もあります。
店舗の通信環境まで含めて比較しましょう。
導入まで約2週間~2か月かかる
「来週オープンするので今すぐ使いたい」という店舗にもstera packは向いていません。
公式では、申し込み完了から加盟店審査に約2週間~2か月かかると案内しています。
さらに2026年8月現在、コード決済事業者の加盟店審査が長期化しており、公式サイトでは申し込みから導入まで3か月以上待つ可能性があると注意喚起しています。
カード・電子マネーなどは審査完了したものから順次利用できますが、「PayPayなどQRコードまで含め、開業日からすべて利用したい」という場合はかなり早めに申し込む必要があります。
急いでキャッシュレス決済を導入したい場合は、即日で審査が完了するスクエアがおすすめです。

三井住友銀行以外は振込手数料220円がかかる
stera packでは三井住友銀行を売上金の振込先にすれば、振込手数料は0円です。
一方、それ以外の銀行口座では1回220円かかります。入金サイクルは現在、
| 入金サイクル | 入金タイミング |
| 毎日締め | 2営業日後 |
| 月6回締め | 2営業日後 |
| 月2回締め | 2営業日後 |
| 月2回締め | 15日後 |
の4種類があります。
例えば三井住友銀行以外を利用して月6回振り込まれる場合、220円 × 6回 = 月1,320円。年間では15,840円です。
毎日締めを利用すればさらに振込回数が増えるため、銀行口座によっては無視できないコストになります。
また、毎日締め・2営業日後払いは新規申し込み時には選択できません。
入金スピードを重視する場合は、振込先銀行と入金サイクルをセットで検討しましょう。
POSレジ機能が最初から付いているわけではない
stera terminal standardは見た目も機能も高性能なので、「この端末だけでPOSレジまで使える」と思われることがあります。
しかし、stera packにPOSレジ機能が標準で付属しているわけではありません。
外部POSとの連携実績はあり、stera marketからPOSレジアプリを追加して端末をPOSとして利用することもできますが、対応状況や費用は別途確認が必要です。
また、以前提供されていた「stera pack POS」は2026年1月20日申込分をもって新規提供を終了しています。
POSレジまで一体で導入したい店舗は、「今使っているPOSと連携できるか」「別料金が必要か」を申し込み前に確認しておきましょう。
ステラパックのメリット
ステラパックのメリットそれぞれについて詳しく紹介します。
デメリットはありますが、条件が合う店舗にとってstera packは現在もかなり魅力的な決済サービスです。
特に「手数料」「端末」「サポート」という3点は強く、月額料金を払う価値を感じやすい部分です。
Visa・Mastercard1.98%は低水準
最大のメリットはやはり決済手数料です。
スモールビジネスプランでは、
- Visa・Mastercard→ 1.98%
- JCB・American Express・Diners Club・Discover→ 2.48%
- その他→ 3.24%
となっています。
例えばVisa・Mastercardの月間売上が100万円なら、
- 1.98%→ 19,800円
- 2.50%→ 25,000円
なので、0.52ポイントの差でも月5,200円、年間62,400円の差になります。
キャッシュレス売上が大きい店舗では、2年目以降の月額3,300円を加味しても低い決済手数料が有利になる可能性があります。
そのためstera packは、カード売上が少ない店舗より、ある程度の決済額がある店舗ほどメリットが大きくなるサービスです。
プリンター内蔵のオールインワン端末を初期コスト0円で導入

stera packでは「stera terminal standard」を初期コスト0円で導入できます。
端末には、
- 店舗側ディスプレイ
- お客様側ディスプレイ
- ICカードリーダー
- タッチ決済リーダー
- QRコード読み取りカメラ
- レシートプリンター
などが一体化されています。
別途カードリーダーやプリンターを購入する必要がなく、レジ周りを1台にまとめられます。
Squareなど購入型の決済サービスでは端末代がかかるため、高機能端末を最初に購入せず使えることはstera packのメリットです。
30種類以上の決済へ1台で対応
stera packはカード・電子マネー・QRコードなど30種類以上の決済方法に対応しています。
クレジットカードだけでなく、
- 交通系IC
- iD
- QUICPay
- 楽天Edy
- nanaco
- WAON
- PayPay
- d払い
- au PAY
- 楽天ペイ
- Alipay
- WeChat Pay
など幅広い決済をまとめられます。
複数の決済会社と契約してレジ横に何台も端末を置く必要がなく、売上管理もまとめやすくなります。
特に国内客とインバウンド客の両方が来店する店舗には使いやすいでしょう。
レシートロール紙が無料

stera packでは、レシートプリンターを内蔵しているだけでなく、レシートロール紙も無料です。
紙レシートをほとんど発行しない店舗ではそれほど大きなメリットではありません。
一方、
- 飲食店
- 小売店
- ドラッグストア
- 美容室
など毎日多くのレシートを発行する店舗では、長期間利用するとロール紙代も積み上がります。
単純な月額料金だけではなく、この消耗品コストも含めて比較しましょう。
通常故障なら修理・交換も無料
加盟店側の故意・過失がない場合、端末の修理・交換も無料です。
購入型端末では故障時に新しい端末費用が必要になる可能性があります。
stera packなら通常利用による故障について追加費用を抑えられるため、長期運用を前提とする店舗には安心材料になります。
24時間365日のサポート
stera packでは24時間365日の受付サポートを提供しています。
これは特に、
- 居酒屋
- バー
- 深夜営業の飲食店
- 24時間営業店舗
などでメリットになります。
キャッシュレス決済は「営業中に端末が使えない」という状況が大きな機会損失につながります。
夜間や休日でも相談できることを重視する店舗には、月額0円サービスにはない価値を感じやすいでしょう。

入金サイクルを4種類から選べる
stera packでは、毎日締めから月2回締めまで4種類の入金サイクルがあります。
資金繰りを重視する店舗なら短いサイクル、振込回数を抑えたいなら月2回など、店舗に合わせて選択できます。
特に三井住友銀行を利用すれば振込手数料0円なので、入金頻度を増やしても振込手数料を気にする必要がありません。
その他、小売店をやっている場合など、在庫管理機能も利用したい場合はステラパックPOSの検討がおすすめです。
いろは決済回数が多い場合やある程度の売上がすでに立っている場合、ステラパクは最適な選択といえます
stera packが向いている店舗・向いていない店舗
メリット・デメリットを総合すると、stera packは「低い決済手数料と固定型の高機能端末を重視する店舗」と相性がよいサービスです。
反対に、「とにかく固定費0円」「持ち運び必須」という店舗では他サービスのほうが使いやすいでしょう。
stera packがおすすめの店舗
特におすすめしやすいのは次のような店舗です。
- Visa・Mastercardの売上が多い
- スモールビジネスプランの条件を満たす
- キャッシュレス決済額がある程度ある
- レジカウンターへ端末を固定して使う
- カード・電子マネー・QRを1台にまとめたい
- 紙レシートの発行が多い
- 24時間サポートを重視する
- 三井住友銀行を利用できる
- 初期の端末購入費を抑えたい
中でもVisa・Mastercard1.98%を適用できる店舗なら、stera packを検討する価値は高いでしょう。
stera packをおすすめしにくい店舗
反対に次のような店舗では、別サービスも比較することをおすすめします。
- キャッシュレス売上がまだ非常に少ない
- 2年目以降も月額0円で利用したい
- テーブル会計で端末を持ち歩きたい
- キッチンカーやイベントで使いたい
- 光回線を用意したくない
- 三井住友銀行以外で頻繁に入金したい
- 数日~1週間程度ですぐ導入したい
- POSレジまで標準料金だけで完結させたい
固定費を避けたいならAirペイやSquare、持ち運べるプリンター内蔵端末が必要ならPAYGATEなども候補です。AirペイとSquareはいずれも基本月額0円、PAYGATEは4G・バッテリー・プリンター搭載のモバイル端末を提供しています。
「stera packが一番安いか」ではなく、「自店の会計方法とコスト構造に合っているか」で選ぶことが重要です。
ステラパックの料金プランと決済手数料
ステラパックは2つの料金プランを提供しており、プランによって決済手数料が異なり、以下のとおりです。
| プラン名と月額料金 | スモールビジネスプラン 3,300円 | スタンダードプラン 3,300円/月 |
|---|---|---|
| 初期費用 | ||
| 入金手数料 | ||
| Visa/MasterCard 決済手数料 | 1.98% | 2.70% |
| JCB,アメリカン・エキスプレス, ダイナースクラブ,ディスカバー 決済手数料 | 2.48% | 3.24% |
| その他(電子マネー、QR決済) 決済手数料 | 3.24% | 3.24% |
いずれのプランも初期費用は無料で、大きな違いは月額費用とクレジットカードの決済手数料です。
一方で月額費用が発生するスモールビジネスプランは1.98%~2.48%、スタンダードプランでは2.70%~3.24%となります。(スモールビジネスプランは直近1年間の決済が2,500万円以下の場合に利用可)
スモールビジネスプランが適応される事業者の場合は、間違いなくスモールビジネスプランを選ぶのがおすすめです。
スモールビジネスプランの利用条件は以下の記事で詳しく解説しています。


利用決済額別でのおすすめプラン
ステラパックでは月額費用と決済手数料が違う2つのプランがありますが、いくら以上の決済金額の場合に月額を払ったほうがお得になるか計算してみました。
※いずれのプランも月額が発生するのは2年目からです。
※直近1年間のキャッシュレス売上が3000万以上の場合、月額利用料が永年無料になります。
Visa/Mastercardの場合
| プラン名と月額料金 | スモールビジネスプラン 3,300円 1.98% | スタンダードプラン 3,300円/月 2.70% |
|---|---|---|
| 10万円 | 1,980円+3,300円 =5,240円 | 2,700円+3,300円 =6,000円 |
| 26.3万円 | 5,207円+3,300円 =8,507円 | 7,101円+3,300円 =10,401円 |
| 61.2万円 | 12,117+3,300円 =15,418円 | 16,524+3,300円 =19,824円 |
| 100万円 | 19,800+3,300円 =23,100円 | 27,000+3,300円 =30,300円 |
スモールビジネスプランの場合は26.3万円以上、スタンダードプランの場合は61.2万円以上の月額決済がある場合にお試しプランよりもお得になります。
上記はVisa/Mastercardに限定した場合ですので、スモールビジネスプランが選択可能な場合はJCBやAMEXも手数料が低くなりますので、店舗売上の合計から計算してみるのがおすすめです。
ステラパックのプランごとの月額費用や決済手数料を比較したい方は、以下の記事から確認してください。


ステラパックの対応決済一覧


ステラパックはクレジットカードをはじめ、電子マネー、QRコード決済と30種類以上のキャッシュレス決済に対応しているので、国内での利用者が多い決済手段はもちろん、外国人観光者向けにも対応できます。
その他の決済でも30種類以上に対応できる決済サービスはありますが、ステラパックが優れた点はは決済手数料が安いことです。
| サービス名 | ステラパック | Airペイ | Square |
|---|---|---|---|
| クレジットカード対応 | 7ブランド | 7ブランド | 6ブランド |
| 電子マネー対応 | 交通系電子マネー ApplePay QuicPay、iD WAON、Edyなど | 交通系電子マネー ApplePay QuicPay、iDなど | 交通系電子マネー ApplePay QuicPay、iDなど |
| QRコード決済対応 | PayPay、d払い、au PAY AliPay、WeChatPay など | PayPay、d払い、au PAY AliPay、WeChatPay など | PayPay、d払い、au PAY AliPay、WeChatPay など |
| 決済手数料 | 1.98%~3.24% | 3.24%~3.74% | 2.50%~3.75% |
多くのキャッシュレス決済ではクレジットカードの手数料は3.24~3.75%と設定されていますが、ステラパックのVISAとMastercardの決済手数料が1.98~と低めです。
グローバル市場調査会社イプソスが行ったキャッシュレス決済大規模調査によると、日本で利用されたクレジットカードの国際ブランド別のシェアは、VisaとMastercardで68.6%と7割近くを占めます。
つまり多くの方がVISAとMastercardを使っているということであり、その手数料が安いのは大きな魅力と言えます。
その他サービスと比較して最も低い手数料となるため、クレジットカードの利用が多く想定される店舗の場合はステラパックを選んでおけば間違いありません。
医療機関・クリニックの方はステラパックの手数料が変わりますので、以下の記事を参考にしてください。
ステラパックの導入費用と手順


決済手数料の安さが魅力のステラパックですが、導入費用も気になるところだと思います。
そこで導入費用や月額の手数料、振込手数料など、ステラパックの利用で発生する費用をまとめました。
| 初期費用(契約手数料など) | 0円 |
| 決済端末(stera terminal) | 0円(貸出) |
| 月額料金 | 0円~3,300円 |
| 決済手数料 | 1.98%~3.24% |
| 振込手数料 | ・三井住友銀行:0円 ・上記以外の銀行:220円/回 |
| 解約違約金 | 3年以内の解約で発生 ・申込月から13ヶ月目以内:88,000円 ・14ヶ月目~25ヶ月目以内:66,000円 ・26ヶ月目~37ヶ月目以内:44,000円 |
ステラパックは初期費用0円で利用開始できます。また三井住友銀行を指定の場合は振込手数料が0円となりますので、無駄な出費を抑えることができます。
ただしステラパックは3年以内の解約の場合は違約金が発生するので注意しましょう。
ステラパックの導入手順
いざ申込みをするとなったときに困らないように、簡単にステラパックの導入手順を紹介します。
「申込WEBアカウント登録完了」メールを確認し、URLからログインします。
スタンダードプランまたはお試しプランから選択し、決済会社へ提出するための審査情報を入力します。
入力した情報をもとに加盟店審査が行われます。審査結果は申込み完了から2週間~2ヶ月できます。
審査結果メールに記載の利用可能日(予定)の前後数日以内に決済端末等が店舗宛に発送されます。
初期設定を行い利用開始します。
ステラパックの審査や審査落ち対策については以下の記事で詳しく解説しています。


ステラパック導入にあたって準備が必要なもの
オールインワン端末の利用なので、レシートプリンターなど周辺機器を揃える必要がないステラパックですが、唯一必要なものは通信環境です。
通信ができないと利用できなくなってしまいお客様に迷惑をかけてしまいますので、なるべく安定したネット回線を選ぶようにしましょう。
当サイトでは次の点から、exciteMEC光をおすすめしています。
・ポケットWiFiより、固定回線の方が通信が安定する点
・開通後12ヶ月は割引が適用される
・工事費が無料
・Wi-Fiルーターがもらえる
最初の12ヶ月は4,428円、13ヶ月目以降も比較的安く4,950円で利用できる光回線で通信速度、安定感ともに全く問題ありません。
最低利用期間もありませんので、店舗拡大にともなって移転することがあっても無駄な費用が発生することなく安心です。
\ 工事費・解約費無料 /
Wi-Fiルーター無料キャンペーンも実施中です!
stera packに関するよくある質問
stera packはここ数年で料金プランや付帯サービスが変わっているため、古い記事には現在と異なる情報もあります。
特に「お試しプラン」「高額な解約違約金」「おみせポケット無料」については最新情報と混同しないようにしましょう。
stera packの月額はいくら?
スモールビジネスプラン・スタンダードプランとも、サービス利用料は1年間0円、2年目以降月額3,300円です。
直近1年間の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上になると、その後のサービス利用料は永年無料になります。
解約すると違約金はかかる?
stera packの契約期間自体は3年間です。
ただし2022年6月以降の申し込みであれば、途中解約しても解約申し出から45日以内にstera terminal standardを正常な状態で返却すれば違約金は発生しません。
以前のように「3年以内の解約なら必ず数万円の違約金がかかる」という内容は現在の新規契約には当てはまりません。
端末を返却できない場合などには所定の違約金が発生するため注意しましょう。
stera packは持ち運べる?
stera terminal standardは常時電源接続が必要なので、コードレスで持ち運びながら使用することはできません。
テーブル会計やイベント利用なら、stera tapや他社のモバイル型端末を比較しましょう。
おみせポケットは現在も使える?
新規申し込みはできません。
2026年1月20日申込分をもって新規提供を終了し、既存利用者向けについても2026年9月30日でサービス終了予定です。
旧記事の「おみせポケットが無料」というメリットは削除する必要があります。
stera pack POSは申し込める?
stera pack POSも2026年1月20日申込分をもって新規提供を終了しています。
現在は外部POSとの連携や、stera marketからPOSアプリを追加する方法を検討します。
審査にはどのくらいかかる?
公式では申し込み完了から約2週間~2か月です。
また2026年8月現在、コード決済については審査長期化により導入まで3か月以上かかる可能性があると案内されています。
ステラパックのメリット・デメリットまとめ
stera packには低い決済手数料や高機能なオールインワン端末など大きなメリットがあります。
一方で、月額料金・端末の持ち運び・通信環境・審査期間など、他社より不利になりやすいポイントも明確にあります。
改めてまとめると次のとおりです。
現在のstera packで特に魅力的なのは、スモールビジネスプランのカード決済手数料と、stera terminal standardを初期コスト0円で使えることです。
そのため、
- 固定レジで使う
- カード売上がある程度ある
- Visa・Mastercardが多い
- 紙レシートを発行する
- サポートを重視する
という店舗には非常に相性のよいサービスです。
一方、
- キャッシュレス売上が少ない
- 月額料金を絶対に払いたくない
- 端末を持ち運びたい
- 光回線なしで利用したい
という店舗では、Airペイ・Square・PAYGATE・STORES 決済なども比較したほうがよいでしょう。現在は各社とも決済手数料の引き下げが進んでおり、「1.98%だから無条件でstera packが一番安い」とは限りません。
stera packはメリットが大きいサービスである一方、向いている店舗と向いていない店舗がはっきり分かれる決済サービスです。
端末を固定して利用でき、スモールビジネスプランの条件を満たすなら有力候補。逆に持ち運びや月額0円を優先するなら、他サービスと比較してから申し込むのがおすすめです。
また以下の記事で、ステラパックの導入費用や方法について詳しく解説しているので、気になる方はあわせて参考にしてください。




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