「stera pack POS(ステラパックPOS)」は、キャッシュレス決済サービス「stera pack(ステラパック)」に、商品登録・売上管理・在庫管理などのPOSレジ機能を追加したサービスです。
通常のstera packとの違いが分かりにくく、
- stera pack POSとは何ができるサービス?
- 通常のstera packとの違いは?
- 月額料金はいくら?
- 在庫管理や棚卸もできる?
- 2026年現在も申し込める?
と疑問に感じている方もいるでしょう。
最初に重要な点をお伝えすると、stera pack POSは2026年1月20日のお申し込み分、かつ2026年3月5日利用開始分をもって新規提供を終了しています。
いろは現在は新しくstera pack POSへ申し込むことはできません。
以前は月額9,900円で、stera terminal standardを使ったキャッシュレス決済に加えて、現金会計、商品登録、在庫管理、棚卸、売上分析などをまとめて利用できるサービスでした。
一方、通常のstera packは現在も新規申し込みを受け付けており、POSを利用したい場合は外部POSとの連携やstera marketのPOSレジアプリを組み合わせる方法があります。
この記事では、stera pack POSとはどのようなサービスだったのか、通常のstera packとの違い、利用できた機能を整理したうえで、新規提供終了後の2026年現在はどうすればよいのかまで詳しく解説します。
stera pack POSとは?現在は新規提供を終了
stera pack POSは、SMBC GMO PAYMENTが提供するstera packにPOSレジ機能を加えたサービスとして2022年12月に提供を開始しました。
通常のstera packは、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済などを受け付けるキャッシュレス決済サービスです。
stera pack POSでは、それに加えて店舗運営に必要なPOS機能まで同じstera terminal standardで利用できました。
- キャッシュレス決済
- 現金会計
- 商品登録
- バーコード会計
- 売上管理
- 在庫管理
- 棚卸
- 入出庫管理
- 売上分析
- インボイス制度に対応したレシート発行
つまり、「キャッシュレス決済端末+POSレジ」を1台へまとめられることがstera pack POS最大の特徴でした。
2026年1月に新規提供終了が発表された
SMBC GMO PAYMENTは、stera pack POSについて2026年1月20日のお申し込み分、かつ2026年3月5日利用開始分をもって新規提供を終了したと案内しています。
現在、旧stera pack POSの公式ページへアクセスしても、通常のstera packのページへ転送されます。
そのため、これからキャッシュレス決済とPOSを導入する店舗は、stera pack POSではなく、
- 通常のstera packを導入する
- 必要に応じて外部POSと連携する
- stera marketからPOSレジアプリを導入する
といった方法を検討することになります。



「stera pack POSが終了=stera packでPOSを使えなくなった」という意味ではありません。
通常のstera packについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。


stera pack POSとstera packの違い
stera pack POSと通常のstera packで最も大きく異なるのは、POSレジ機能を標準で利用できるかどうかです。
現在のstera packと、提供終了前のstera pack POSを比較すると次のようになります。
| stera pack | stera pack POS | |
|---|---|---|
| 現在の新規申込 | 〇 | × 新規提供終了 |
| キャッシュレス決済 | 〇 | 〇 |
| レシートプリンター | 〇 | 〇 |
| POS機能 | 標準搭載なし 外部連携などで対応 | 〇 |
| 現金会計 | POS連携等で対応 | 〇 |
| バーコード会計 | POS連携等で対応 | 〇 |
| 売上管理・分析 | 決済取引照会は可能 POS分析は外部連携等 | 〇 |
| 在庫管理 | 外部POS等で対応 | 〇 |
| 棚卸・入出庫 | 外部POS等で対応 | 〇 |
| 月額料金 | 初年度0円 2年目以降3,300円 | 旧料金9,900円 |
| 決済手数料 | 1.98%~3.24% | 旧料金2.70%~3.24% |
※stera pack POSの料金・機能は新規提供終了前の内容です。現在は新たに契約できません。
通常のstera packはPOSレジではなく、あくまでキャッシュレス決済サービスが基本です。
一方、stera pack POSは「決済端末そのものをPOSレジとして使える」ことを前提としたサービスでした。
違い① POS・在庫管理機能
stera pack POSでは、キャッシュレス決済だけでなく商品・売上・在庫まで管理できました。


特に通常のstera packとの違いとして大きかったのが在庫管理です。
商品の販売データと在庫を連動させることで、販売時に在庫数を自動的に反映し、入出庫や棚卸なども管理できました。
商品数が多い小売店では、紙やExcelで在庫を別管理する手間を減らせることがメリットでした。
違い② 月額料金
stera pack POSはPOSレジ機能が追加される分、通常のstera packより月額料金が高く設定されていました。
| 月額料金 | |
|---|---|
| 現在のstera pack | 初年度0円 2年目以降3,300円 |
| stera pack POS | 旧料金9,900円 ※新規提供終了 |
現在のstera packはスモールビジネスプラン・スタンダードプランともにサービス利用料は初年度0円、2年目以降3,300円です。
さらに2年目以降、直近1年間の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上の場合は、その後のサービス利用料が永年無料になります。
stera pack POSの9,900円という旧料金と現在のstera packを単純比較することはできませんが、現在は必要なPOSサービスを別途選べるようになったと考えることもできます。
違い③ 決済手数料
現在のstera packには、条件を満たす中小企業向けのスモールビジネスプランがあります。
| 決済ブランド | スモールビジネス | スタンダード |
|---|---|---|
| Visa・Mastercard | 1.98% | 2.70% |
| JCB・Amex・Diners・Discover | 2.48% | 3.24% |
| その他 | 3.24% | 3.24% |
提供終了前のstera pack POSは2.70%~3.24%だったため、現在スモールビジネスプランの条件を満たす店舗であれば、通常のstera packのほうがカード決済手数料を抑えられます。
- 中小企業庁が定める中小企業者に該当すること
- 一部対象外業種あり
- 直近1年間のVisa・Mastercard売上が2,500万円を超えるとスタンダードへ変更
stera pack POSでできた主な機能
stera pack POSは終了しましたが、「どのようなサービスだったのか」を調べている方のために、提供されていた代表的な機能を整理します。
特に小売店で便利だったのが、決済・商品・在庫を同じ仕組みで管理できる点です。
キャッシュレスと現金をまとめて会計
通常のstera packはキャッシュレス決済端末ですが、stera pack POSでは現金会計もPOS上で処理できました。
キャッシュドロアと接続すれば、現金とキャッシュレスの両方を含めた店舗売上をPOS上でまとめて管理できます。
バーコードを使った商品会計
商品マスタを登録し、バーコードリーダーを利用した商品会計にも対応していました。
商品数が多い小売店では、金額を毎回手入力する必要がなくなり、会計ミスを防ぎやすくなります。
在庫・棚卸・入出庫を管理
stera pack POSでは、商品の販売に合わせた在庫管理のほか、入出庫や棚卸にも対応していました。
在庫数を把握しやすくなることで、
- 過剰在庫を減らす
- 欠品を防ぐ
- 棚卸作業を効率化する
- 手作業による在庫入力を減らす
といった効果を期待できました。
売上を自動集計・分析
POSで処理した販売データは自動的に集計されるため、店舗の売上状況も確認できました。


売上や商品の販売動向を手作業でExcelへ入力する必要を減らし、店舗状況を確認しやすくなる点もメリットでした。
stera pack POS終了後にPOSレジを使うには?
stera pack POSの新規提供は終了しましたが、現在のstera terminal standardでもPOSレジを組み合わせる方法があります。
公式FAQでは、大きく分けて次の2つの方法が案内されています。
- 外部のPOSシステムとstera terminal standardを連携する
- stera marketからPOSレジアプリを購入する



現在は「stera packとPOSを必ずセット契約」ではなく、店舗に合ったPOSを選ぶ形です。
方法① 外部POSレジとstera packを連携する
stera terminal standardには、外部POSシステムとの連携実績があります。
POS側で入力した会計金額をstera terminal standardへ連携できれば、決済時の金額の二度打ちを減らせます。
例えばPOSで1,980円の商品を会計した際に、決済端末でも改めて「1,980」と入力する運用では、入力ミスが発生する可能性があります。
POSと決済端末を連携すれば、この作業を自動化しやすくなります。
ただし、POSのシリーズ・契約内容によって連携できない場合もあるため、導入前に利用したいPOSベンダーへ確認してください。
小規模店舗でおすすめのクラウドPOSについては、以下の記事で比較しています。


方法② stera marketのPOSアプリを利用する
もう一つは、stera terminal standardにアプリを追加できる「stera market」を利用する方法です。
公式FAQでは、stera marketからPOSレジアプリを購入し、stera terminal standard自体をPOSレジとして利用することも可能と案内しています。
外部にiPadなどを置かず、なるべくレジ周りをシンプルにしたい場合はこちらも選択肢になります。
ただし、利用できる機能や料金は導入するPOSアプリによって異なります。
現在ならstera pack POSと同じ使い方にこだわる必要はない
stera pack POSが提供されていた当時は、「決済とPOSを1つのサービスでまとめたい」という店舗に分かりやすい選択肢でした。
しかし現在は、通常のstera packとPOSレジを別々に選ぶことで、店舗に必要な機能へ合わせやすくなっています。
決済だけでよいなら通常のstera pack
在庫管理や商品分析が必要なく、キャッシュレス決済だけを導入したいなら通常のstera packで十分です。
現在のstera packは次の内容で提供されています。
- 初期コスト0円
- サービス利用料初年度0円
- 2年目以降3,300円
- 決済手数料1.98%~
- 30種類以上の決済方法に対応
- レシートプリンター内蔵
- 24時間365日サポート
- 端末修理・交換無料
- レシートロール紙無料
カード・電子マネー・QRコード決済をまとめたいだけであれば、POSレジを別途契約する必要はありません。
\ 初期コスト0円・手数料1.98%~ /
在庫管理までしたいならクラウドPOSを組み合わせる
小売店などで、
- 商品管理
- 在庫管理
- 棚卸
- 発注・入荷
- 店舗間在庫移動
- 詳細な売上分析
まで必要なら、stera packと本格的なクラウドPOSを組み合わせる方法があります。
POSによって得意な業種や在庫管理機能、料金が大きく異なるため、「stera pack POSの代わり」という視点だけではなく、自店舗で必要な機能から選びましょう。
例えば、商品・在庫管理を本格的に行いたい店舗ならスマレジなども比較候補になります。
stera pack POSに関するよくある質問
最後に、stera pack POSについて検索されやすい疑問をまとめます。
- stera pack POSとは何ですか?
-
stera packのキャッシュレス決済機能に、商品登録、現金会計、売上管理、在庫管理、棚卸などのPOSレジ機能を追加したサービスです。2022年12月に提供を開始しましたが、現在は新規提供を終了しています。
- stera pack POSは終了したのですか?
-
はい。2026年1月20日のお申し込み分、かつ2026年3月5日利用開始分をもって新規提供を終了しました。そのため現在は新たに申し込むことはできません。
- stera pack自体も終了したのですか?
-
いいえ。通常のstera packは2026年現在も新規申し込みを受け付けています。終了したのはPOS機能をセットにした「stera pack POS」の新規提供です。
- stera pack POSの月額料金はいくらでしたか?
-
新規提供終了前は月額9,900円で提供されていました。現在は新規契約できないため、これから導入する場合の現行料金ではありません。
- 通常のstera packにはPOS機能がありますか?
-
POS機能は標準搭載されていません。ただし、stera terminal standardには外部POSシステムとの連携実績があり、stera marketからPOSレジアプリを購入して端末をPOSレジとして利用する方法もあります。
- stera pack POSの代わりになるサービスはありますか?
-
現在は通常のstera packと外部POSを連携する方法や、stera marketのPOSアプリを利用する方法があります。本格的な在庫管理が必要なら、スマレジなどのクラウドPOSと比較するのもおすすめです。
- stera packの現在の料金はいくらですか?
-
スモールビジネスプラン・スタンダードプランともサービス利用料は初年度0円、2年目以降月額3,300円です。決済手数料はスモールビジネスプランで1.98%~、スタンダードプランで2.70%~です。
まとめ|stera pack POSは新規提供終了、現在はstera pack+POSを検討
stera pack POSは、キャッシュレス決済とPOSレジをstera terminal standardにまとめられるサービスでした。
主な機能は次のとおりです。
- キャッシュレス決済
- 現金会計
- 商品・バーコード会計
- 売上管理・分析
- 在庫管理
- 棚卸
- 入出庫管理
しかし、2026年1月20日のお申し込み分・2026年3月5日利用開始分をもって新規提供は終了しています。
そのため、現在新規で店舗のPOS環境を作る場合は、stera pack POSを申し込むのではなく、通常のstera packとPOSレジを組み合わせる形で検討しましょう。
現在のstera pack自体は引き続き提供されており、
- 初期コスト0円
- サービス利用料初年度0円
- 決済手数料1.98%~
- 30種類以上のキャッシュレス決済
- プリンター内蔵
- 24時間365日のサポート
という内容で利用できます。
POSレジが必要な場合は、外部POSとの連携またはstera marketのPOSレジアプリを検討してください。
むしろ現在は、「POS込みで月額9,900円のstera pack POS」という固定された構成ではなく、店舗規模や業種に合ったPOSを選べると考えることもできます。
\ stera packは現在も申し込み可能 /
ステラパックの入金サイクルについては以下で詳しく紹介しています。


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