【美容室をキャッシュレス化】おすすめ決済端末を紹介

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美容室 キャッシュレス

美容室をキャッシュレス化するなら、レジ横で紙のレシートまでまとめたい方はステラパック、対応iPhone・iPadを活かして固定費を抑えたい方はAirペイ、入金の早さやPOSレジとの一体運用を重視する方はSquareが比較候補になります。

カットだけでなく、カラー・パーマ・トリートメントや店販商品を扱う美容室では、会計金額が大きくなることもあります。「使えるカードが多いか」だけでなく、月の決済額に対していくら費用がかかり、売上がいつ入金されるかまで確認しておきたいところです。

ただし、どの美容室にも同じ端末が最適とは限りません。1人で営業する小規模サロンと、複数スタッフで会計する店舗では、必要な機器・サポート・レジ連携が異なります。この記事では、美容室・理容室の店舗運営に合わせて、端末の選び方と導入準備を解説します。

目次

美容室におすすめの決済端末3選を比較

まずは主要な3サービスの違いを確認しましょう。表の低料率は条件を満たした場合のもので、すべての店舗・決済手段に一律で適用されるわけではありません。

比較項目ステラパックAirペイSquare
向いている美容室レジ横の会計・印刷を1台にまとめたいiPhone・iPadを活かし、固定費を抑えたい入金の早さ・機器の選択肢を重視
主な端末stera terminal standard
据置型・プリンター内蔵
カードリーダー+対応iPhone・iPadリーダー+スマホ等
ターミナル等の単体端末も選択可
初期の機器費用初期費用0円
端末は貸与
カードリーダー代0円の
新規向けプログラムあり
リーダー4,980円
ターミナル39,980円
基本の月額料金初年度0円
無料期間終了後3,300円
無料継続の条件あり
0円0円
主なカード手数料スモールビジネスプラン:
Visa・Mastercard1.98%
JCB等2.48%
条件を満たした対象カード2.48%
通常3.24%
条件を満たした主要6ブランドの
対面カード2.5%
対象外は通常3.25%等
紙のレシートプリンター内蔵
ロール紙無料
別途対応プリンターターミナルはプリンター内蔵
リーダー等は別途対応プリンター
通信・電源店舗の通信回線・電源が必要iPhone等の通信・充電が必要端末構成に応じて通信・充電が必要
通常入金月2回締め15日後払い等から選択
新規は毎日締めを選択不可
Airペイ:月3回または6回
Airペイ QRアプリ:月1回
三井住友・みずほ:翌営業日
その他の銀行:毎週金曜日

機器価格と月額料金は税込です。スマホ・タブレット、通信回線、周辺機器などは別途費用がかかる場合があります。電子マネー・QRコードの料率や追加申請も確認し、「カードの最低料率」だけで総費用を比べないようにしましょう。

美容室の会計スタイルに合うサービスを選ぶ

ここからは、各サービスがどんな美容室に向いているかを説明します。受付で会計するのか、席で会計したいのか、すでに使っているレジがあるのかを思い浮かべながら比較してみてください。

ステラパック|据置端末とサポートを重視する美容室に

ステラパックの据置型決済端末
ステラパックはレジ横での会計に向く、プリンター内蔵の据置型端末です。

ステラパックは、カード・電子マネー・QRコード決済とレシート印刷を1台にまとめられるサービスです。レジ横の設置場所と通信回線がある美容室なら、スマホとカードリーダー、別のプリンターを組み合わせる手間を減らせます。

スモールビジネスプランでは、Visa・Mastercard1.98%、JCB・American Express・Diners Club・Discover2.48%が案内されています。適用には、中小企業の定義、上場企業グループ等に属さないこと、Visa・Mastercardの年間取扱高見込み2,500万円以下などの条件があります。

条件を満たさない場合のスタンダードプランは、Visa・Mastercard2.70%、JCB等3.24%です。電子マネー・コード決済は別の料率・税区分なので、「全部1.98%」として試算しないでください。

初期費用は0円で、サービス利用料は初年度無料。現行の申込留意事項では、ご利用可能月から14か月目以降に1台あたり月額3,300円が発生すると案内されています。直近1年間の累計キャッシュレス売上3,000万円以上など、無料継続の条件も確認しましょう。

24時間365日のヘルプデスク、ロール紙の無料提供、故意・過失がない場合の修理・交換対応も特徴です。費用だけでなく、故障時の対応や消耗品の手配までまとめたい方に向いています。

ただし据置型なので、席へ持ち運んで会計する用途には合いません。ステラパック lightは別の端末・料金体系で、プリンターもオプションです。両者を同じ条件として比較しないようにしてください。

利用者の評価や気になる点は、ステラパックの評判記事も参考になります。

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Airペイ|手持ちのiPhone・iPadを活かして導入したい美容室に

Airペイのカードリーダーと対応機器
Airペイは対応iPhone・iPadとカードリーダーを組み合わせます。

Airペイは基本の月額料金0円で、対応するiPhone・iPadを持っている美容室の候補です。新規向けのカードリーダー代0円プログラムを利用できる場合もありますが、iPhone・iPadやレシートプリンターまで一式無料とは限りません。

主要6ブランドのカード決済は、ディスカウントプログラムの条件を満たし、ブランド別の審査を通過すると2.48%になります。Visaは年間2,000万円以下、Mastercardは直近1年間1,000万円以下、JCB等4ブランドは年間合計1,000万円以下など、ブランドによって条件が異なります。

これらの決済額には、同じ事業者の複数店舗や他社端末を使った取引も含まれます。小規模な美容室だから自動的に全ブランドが2.48%になる、と考えず、契約画面で適用状況を確認してください。

通常のカード・iD・QUICPayは3.24%です。交通系電子マネー・楽天Edy・主なQRコード決済は、税区分を含めて料金を確認する必要があります。カードの割引料率が電子マネーやQRコードにも適用されるわけではありません。

Airレジとの連携を使えば、レジで計算した金額を決済へ引き継ぐ運用ができます。一方、紙のレシートを発行したい場合は対応プリンターが必要です。すでに使っている美容室専用レジがあるなら、その製品との連携可否を確認しましょう。

使い勝手やサポートの評判は、次の記事で紹介しています。

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Square|入金の早さと、レジ・決済の一体運用を重視する美容室に

Squareの決済端末のイメージ
掲載画像は端末のイメージです。購入時は現行モデルと対応機器を確認してください。

Squareは基本の月額料金0円で、店舗の予算や会計方法に応じて機器を選べます。対応スマホと4,980円のSquare リーダーで始める方法や、画面・プリンター内蔵の39,980円のSquare ターミナルを導入する方法があります。

主要6ブランドの対面カード決済は、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件を満たす場合2.5%です。電子マネー・QRコード決済等は3.25%で、すべての支払いに2.5%が適用されるわけではありません。

通常入金は三井住友銀行・みずほ銀行なら翌営業日、その他の銀行なら水曜日締め・同じ週の金曜日入金が基本です。振込手数料は無料ですが、土日祝日を含めて「必ず翌日に入金」ではありません。材料費や家賃の支払日と合わせて確認しましょう。

基本のSquare POSレジでは、施術メニューや店販商品の登録、売上管理などができます。予約管理や顧客管理も必要なら、Square 予約等の機能・プランを別に確認してください。決済端末の購入だけで、すべての美容室向け管理機能が無料で揃うわけではありません。

また、対応スマホだけでカードのタッチ決済を受け付ける方法もありますが、交通系電子マネーやカードの差し込みまで同じ方法で対応できるわけではありません。幅広い支払いに対応したい店舗は、専用端末を含めて検討しましょう。

端末選びや利用者の評価は、Squareの評判記事も参考にしてください。

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PayPayだけから始める場合は、カード未対応の影響も考える

常連のお客様の利用がPayPay中心なら、直接契約のQRコード方式から始める選択肢もあります。月額固定費0円の制限プランは、決済システム利用料1.98%(税別)です。消費税10%を含めた概算の負担率は2.178%になります。

1.60%(税別)は有料のライトプラン等の条件を満たした場合です。また、SquareやAirペイ経由でPayPayを受け付ける場合は、それぞれの契約料率・入金条件が適用されます。

PayPayの直接契約だけでは、カードで支払いたいお客様に対応できません。カラーやパーマを含む会計、新規のお客様、店販商品の購入などでカードの要望がある美容室は、複数の決済に対応する方法を先に検討するとよいでしょう。

直接契約の費用を詳しく確認したい方は、こちらの記事を参考にしてください。

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美容室の決済端末は、月額だけでなく総費用と会計の動線で選ぶ

手数料が低いサービスでも、月額料金や機器代が加わると負担は変わります。ここでは、自分の美容室の売上と会計方法に当てはめて比較するポイントを整理します。

月の決済額とカードの内訳で費用を計算する

次の表は、月のカード売上がすべてVisa・Mastercardで、それぞれ対象の低料率が適用される場合の例です。ステラパックは無料期間終了後の月額3,300円を加えています。

月間の対象カード売上ステラパック1.98%+月額3,300円Airペイ2.48%・月額0円Square2.5%・月額0円
50万円13,200円12,400円12,500円
100万円23,100円24,800円25,000円

端末代、通信費、消耗品、振込手数料等は含めていません。無料期間中のステラパックは、上表から月額3,300円を除いて比較します。

この条件なら、ステラパックとAirペイの費用が同じになる対象決済額は月66万円、Squareとは約63.5万円です。ただし、これは全額がVisa・Mastercardである場合の目安です。店舗の総売上や、現金を含む売上ではありません。

例えば月100万円の対象カード売上が、Visa・Mastercard70%、JCB等30%なら、ステラパックは70万円×1.98%+30万円×2.48%+3,300円=24,600円です。全ブランドで2.48%が適用されたAirペイは24,800円、Square2.5%は25,000円となり、差は小さくなります。

電子マネーやQRコードが多い場合は、さらに別の料率を入れて計算します。「月60万円を超えれば必ずステラパックが安い」と決めず、直近の決済内訳で試算してください。

いろは

私なら、まず1か月分の「現金・Visa/Mastercard・その他カード・電子マネー・QR」の売上を分けます。料金の差が小さいなら、プリンターやレジ連携、スタッフの使いやすさを重視して選びます。

入金回数だけでなく、締め日から入金までの日数を見る

ステラパックの現行の新規向け案内には、月2回締め15日後払い、月2回締め6営業日後払い、月6回締め6営業日後払いがあります。毎日締め6営業日後払いもありますが、新規申込時には選択できません。「毎日締め=翌日入金」ではない点に注意してください。

振込手数料は三井住友銀行0円、その他の銀行は1回220円(税込)です。月6回振り込まれるなら、他行では月1,320円になります。申込時期や業種による条件も確認し、古い入金サイクルの説明をそのまま当てはめないようにしましょう。

Airペイアプリで受け付けた売上は、登録銀行によって月3回または6回です。別サービスのAirペイ QRアプリで受け付けた売上は月1回なので、利用するアプリも確認してください。

給与・家賃・材料の仕入れ代は、売上が立った日と入金日がずれても支払う必要があります。次の入金までに必要な支払額を把握し、手元資金を残しておきましょう。

POSレジ・予約・顧客管理の連携範囲を確認する

決済端末の導入と、美容室向けPOSレジの導入は別です。キャッシュレス売上は決済側で記録できても、施術担当者別の売上、来店履歴、施術メモ、店販在庫まで管理したいなら、必要なレジ・予約システムを確認します。

「連携できる」という説明も、金額を端末へ送れるのか、売上を取り込むのか、顧客情報まで共有するのかで意味が異なります。レジの製品名・プラン・対応端末・追加料金を確認し、二重入力がどこまで減るかを見てください。

美容室向けPOSレジの機能や選び方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。決済端末と一緒に選びたい方は参考にしてください。

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受付会計か、席での会計かを決める

受付で会計をまとめるなら、据置端末やプリンター内蔵端末が使いやすくなります。一方、席から移動せずに会計したいなら、バッテリー駆動の端末やスマホ・リーダーの構成を検討しましょう。

選ぶ際は、スタッフが金額を入力する位置、お客様が暗証番号を入力する位置、レシートを渡す動きを確認してください。内装に合う見た目も大切ですが、画面の見やすさや配線、通信の安定性も使い勝手を左右します。

無料の条件と、解約時の費用を確認する

「初期0円」「月額0円」の対象範囲を分けて確認します。スマホ・プリンター・POSレジの有料機能まで無料とは限りません。貸与端末は、解約時の返却も必要です。

ステラパックには短期解約の違約金規定があり、公式資料では、2022年6月以降の新規契約について、解約申出から45日以内に再利用可能な状態で端末を返却することで免除される案内があります。返却期限・状態・申出方法を確認し、「いつでも無条件で解約無料」と考えないようにしましょう。

美容室でキャッシュレス決済を導入する手順と注意点

サービスが決まったら、申込・審査と並行して、会計ルールを整えましょう。導入によって釣り銭の受け渡しや売上記録を楽にできる一方、通信エラーや返金への対応も必要です。

書類・通信環境・利用開始日を準備する

  • 屋号、代表者情報、振込口座、本人確認書類等を準備する
  • 店舗のWebサイト・料金表・内外観写真等を確認する
  • 美容所・理容所に関する確認済証等、指定された書類を提出する
  • 希望する決済ブランドの審査状況と利用開始通知を確認する
  • 端末・レジ・プリンターを接続し、操作と通信を確認する

提出書類はサービスと営業内容によって異なります。開業前なら店舗の準備状況、メニューや営業実態をどう確認してもらうかを事前に相談してください。審査に使う画像や書類の不備を減らすことも、導入を進めるうえで大切です。

ステラパックは最短3週間程度の発送が案内されていますが、QRコードの審査には3か月以上かかる場合もあります。Airペイ・Squareもブランド別の審査や機器の準備があるため、開店日から逆算して早めに申し込みましょう。

回数券・前払い・エステ併設は申込前に相談する

その日に行ったカットやカラーの代金を受け取ることと、将来の施術をまとめて先払いで受け取ることは、決済サービスの条件上、同じとは限りません。回数券、長期コース、月額契約、前払い商品を扱う場合は、販売内容と提供時期を伝えて利用可否を確認してください。

エステやリラクゼーション等を併設している場合も、通常の美容室と審査・入金条件が異なることがあります。美容室として契約した端末で、未申告のサービスまで受け付けないようにしましょう。

決済完了・取消・現金対応をスタッフ間で共有する

会計では、施術料金と店販商品の合計を確認し、決済が完了したことを店舗側の画面で確認します。通信エラーが出た際は、すぐに再決済する前に取引履歴を確認して、二重決済を防いでください。

入力ミスや返品に備えて、カード・電子マネー・QRコードそれぞれの取消・返金方法を確認しましょう。カード利用控えと領収書の扱い、紙か電子かの案内も決めておくと、スタッフが迷いにくくなります。

キャッシュレス対応を始めても、現金の釣り銭がすべて不要になるわけではありません。現金を希望するお客様や通信障害にも備え、代替の支払い方法と問い合わせ先を用意しておきましょう。

いろは

美容室では、施術後の会計も接客の一部です。スタッフ全員が「金額確認・決済完了・領収書・エラー時の対応」を同じ順番で行えるようにすると、最後までスムーズにお見送りしやすくなります。

美容室のキャッシュレス化でよくある質問

最後に、個人経営の美容室や理容室で導入するときに迷いやすい点を確認します。

1人で営業する美容室でも導入できますか?

個人事業主でも申し込めます。ただし加盟店審査があり、店舗・代表者・営業内容などの確認が必要です。必要書類や対応機器を確認し、自分の店舗に適用される料金で比較してください。

美容室ならステラパック1.98%を使えますか?

スモールビジネスプランの条件を満たして審査を通過した場合、Visa・Mastercardで1.98%が適用されます。JCB等は2.48%で、電子マネーやQRコードも別の料率です。美容室という業種だけで適用が決まるわけではありません。

月額無料の端末を選べば、維持費はかかりませんか?

決済手数料、通信料、用紙代、有料機能などは別にかかる場合があります。端末購入代やスマホ・プリンターの費用も含めて比較してください。基本の月額料金と、店舗全体の費用は分けて考えます。

PayPayだけでも十分ですか?

お客様の希望次第ですが、PayPayだけではカード決済に対応できません。カラーやパーマを含む会計や店販でカードの要望がある場合は、複数の支払いに対応するサービスを検討してください。

決済端末を入れると予約や顧客管理もできますか?

端末とサービスの組み合わせによります。決済機能、POSレジ、予約管理、顧客管理は別に確認してください。金額の連携と顧客情報の共有も同じではなく、追加プランや費用が必要な場合があります。

開業前でも申し込めますか?

サービスの条件に応じて申込候補になりますが、店舗の準備状況や書類の確認が必要です。開店日が決まっている場合は、審査・配送・設定の期間を見込み、開業前の申込方法を各社へ確認してください。

美容室の回数券もカードで販売できますか?

その日の施術代金と、将来の施術を先払いで受け取る取引では利用条件が異なる場合があります。回数券・前払い・長期コース等は、販売前に決済会社へ内容を伝え、承認された範囲で取り扱ってください。

美容室の決済端末は、費用と会計のしやすさを合わせて選ぼう

美容室のキャッシュレス化では、カード・電子マネー・QRコードなど、お客様が希望する支払い方法に対応できることが大切です。同時に、手数料と固定費、入金のタイミング、レジとの連携、故障時の対応も確認しましょう。

レジ横で印刷までまとめたいならステラパック、対応iPhone・iPadを活かして固定費を抑えたいならAirペイ、入金の早さや機器の選択肢を重視するならSquareが候補です。PayPayのみの導入は、カードを希望するお客様への対応も考えて判断してください。

まずは直近の決済額とブランドの内訳を整理し、必要な会計機能を決めましょう。店舗の規模と接客スタイルに合う構成を選べば、費用を管理しながら、施術後の会計もスムーズに整えやすくなります。

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