Airペイ(エアペイ)を使っていて、テーブル会計やレジの増設のために「2台目のカードリーダーがほしい」と考える方もいるのではないでしょうか。
Airペイのカードリーダーは追加手配が可能です。現在の料金は1台27,720円(税込)で、Airペイ ヘルプデスクに依頼すると、加盟店確認後に代引きで配送されます。
一方、メルカリなどで見かける中古カードリーダーについては、「買えば問題なく使える」とは案内できません。Airペイのカードリーダーは原則として貸与品として扱われ、第三者への譲渡などにも規約上の制限があるためです。
この記事では、追加料金と申し込み方法、中古品をおすすめしない理由、2台で会計するために必要な準備を解説します。
Airペイのカードリーダーは追加できる?料金と申し込み方法
同じ店舗で会計できる場所を増やしたい場合は、カードリーダーを追加できます。ただし、初回導入時の無料プログラムと、2台目以降の追加手配は条件が異なります。
| 確認する項目 | 追加時の取り扱い |
|---|---|
| 追加料金 | 1台27,720円(税込) |
| 申し込み先 | Airペイ ヘルプデスク |
| 支払い方法 | 代引き |
| 無料プログラム | 2台目以降は対象外 |
| 別店舗での利用 | 同じ法人でも店舗ごとに新規申し込みが必要 |
| 機器の取り扱い | 原則は貸与。契約上の扱いと返却条件を確認する |
古い記事には「20,167円」と記載されている場合がありますが、現在の公式案内は27,720円(税込)です。追加する際は、この金額をもとに費用を考えましょう。
追加の申し込みはヘルプデスクへ連絡する
カードリーダーを増やしたい場合は、Airペイ ヘルプデスクに追加利用を依頼します。加盟店の確認があるので、契約している店舗名や加盟店番号を確認できる状態にしておくと、やり取りを進めやすくなります。
2026年10月1日から、申し込み済み店舗向けの電話番号・受付時間が変更されています。以前の「0120-39-4861」「年中無休9:30〜23:00」という案内とは異なる点に注意してください。
電話番号:050-3108-5711
受付時間:平日10:00〜18:30
休業日:土日祝日・年末年始
お問い合わせフォームは24時間365日受け付けています。ただし、回答には2〜3営業日かかる場合があります。フォームを利用する場合は、Airペイの公式ヘルプから「Airペイお申込み済みの店舗様」向けの窓口を選びましょう。
発送されるカードリーダーは、リクルートの基準によりタッチパネル式などの新機種になる場合があります。使い慣れた機種と同じものが届くとは限らないため、受け取り後は機種に合った初期設定を行ってください。
2台目は無料になる?別店舗にも持っていける?
初回導入時に無料プログラムの対象になっていても、2台目以降のカードリーダーは対象外です。初回分と同じ条件で、追加分も無料になるわけではありません。
また、同じ法人が運営していても、別店舗で使う場合は新規申し込みが必要です。「本店用に追加したカードリーダーを支店に置く」という使い方ではなく、利用する店舗に合わせて申し込みましょう。
初回導入時の無料条件や対象機器を確認したい方は、キャンペーンについて詳しく解説した記事をご覧ください。

有料でも「自由に売却できる購入品」とは考えない
「追加購入」と呼ばれることがありますが、Airペイではカードリーダーを原則として貸与品として案内しています。一方、加盟店規約にはリクルートの裁量で販売する場合があることも定められています。追加費用を払ったことだけで、所有権や返却条件を判断しないようにしましょう。
解約時の返却要否や費用の扱いは、機器を受け取った際の契約・案内に沿って確認する必要があります。貸与された機器の返却や解約手続きは、以下の記事で整理しています。

中古のAirペイカードリーダーは使える?安さだけで選ばないほうがよい理由
フリマアプリやオークションでは、Airペイのカードリーダーが出品されていることがあります。ただ、出品されていることと、購入者が正式に利用できることは別の話です。
「Bluetoothでつながる」だけでは判断できない
中古品の説明に「接続確認済み」「動作確認済み」と書かれていても、それだけでは自分の店舗で適切に利用できるとは判断できません。
Airペイ加盟店規約には、カードリーダーを第三者へ譲渡したり、使用させたりすることを禁止する規定があります。販売扱いとなった機器もあり得ますが、中古品の出品者がその機器を譲渡できるのか、どのような契約で入手したものなのかを、商品説明だけで確認するのは難しいでしょう。
中古品について「公式に利用できる」「アプリにログインすれば使える」と断定することは避けるべきです。故障時の相談や交換の取り扱いも含め、正規の追加手配と同じ条件だとは考えないでください。
いろは私なら、毎日の会計に使う機器は正式な窓口から手配します。価格差だけでなく、使えなかったときに会計を止めずに済むかまで考えて選びたいところです。
すでに中古品を買ってしまった場合の対応
すでに購入している場合は、そのまま店舗の決済に使おうとする前に、Airペイ ヘルプデスクへ相談しましょう。中古で入手したことと、機器の型番・状態を伝え、利用可否や必要な対応を確認してください。
接続できないからといって、自己判断で分解したり、出品者から案内された非公式な設定を試したりするのは避けたいところです。返品についても、購入先の規約や出品条件を確認して対応しましょう。
2台で同時に会計するにはiPad・iPhoneの準備も必要
カードリーダーを追加するときは、読み取り機器だけでなく、Airペイ アプリを使うiPad・iPhoneも含めて準備します。特に「2人のスタッフが同時に会計する」場合と、「1台のカードリーダーを交代で使う」場合では、必要な台数が変わります。
同時に2件の会計をするなら2組を用意する
カードリーダー1台に、同時に接続できるiPadまたはiPhoneは1台だけです。2か所で同時にカード決済を受け付けるなら、基本的には「カードリーダー+登録済みのiPadまたはiPhone」を2組用意します。
手元に対応するiPad・iPhoneがあるなら、必ずしも新品を購入する必要はありません。ただし、追加する端末の登録手続きが必要です。
一方、登録済みの複数のiPad・iPhoneで、1台のカードリーダーを交代で使うことはできます。その際は、接続中の端末とのペアリングを解除し、次に使う端末へ接続し直します。
例えば、混雑する時間帯にテーブル会計とレジ会計を同時に進めたいなら2組の準備が向いています。スタッフが交代で使うだけなら、台数を増やす前に、接続を切り替える運用で足りるか考えてみましょう。
iPad・iPhoneの追加は管理画面から申請する
追加するiPad・iPhoneにアプリを入れるだけでは、Airペイを利用できる状態にはなりません。Airペイを契約したAirIDで管理画面に入り、「契約情報」の「iPad/iPhoneの追加・変更」から依頼します。
- Airペイのサポート対象となるiPad・iPhoneを用意する
- 管理画面からiPad・iPhoneの追加を依頼する
- 手続き完了メールを待つ
- 追加した端末にAirペイ アプリをインストールし、初期設定する
- カードリーダーを接続し、テスト決済で動作を確認する
iPad・iPhoneの追加手続き完了メールは、2〜3週間程度で届くと案内されています。これはカードリーダーの配送日数ではなく、アプリを使う端末の追加手続きにかかる期間です。
なお、クレジットカード・電子マネーの審査中は、iPad・iPhoneの追加・変更ができません。すべてのクレジットカード・電子マネーの審査が完了し、利用開始メールが届いてから依頼してください。QRコード決済の審査は、完了していなくても追加・変更が可能です。



繁忙期に合わせて増やすなら、カードリーダーの到着だけでなく、iPad・iPhoneの追加手続きと動作確認まで逆算しておきましょう。届いた当日から必ず2台で会計できるとは限りません。
中古・整備済みiPhoneは対応機種と状態を確認する
中古カードリーダーと、中古・整備済みのiPhoneは分けて考えましょう。iPhoneは、Airペイの対応機種・OSなどの条件を満たせば、手持ちの端末や整備済み品も候補にできます。Android端末ではAirペイ アプリを利用できません。
購入前には、対応OSへ更新できるか、Bluetoothが正常に動くか、バッテリーが会計業務に耐えられるかを確認してください。店舗のWi-Fiや、受け取ったカードリーダーの初期設定に必要な通信環境も整えておきましょう。
iPhone SE(第2世代)は、2026年10月時点ではカードリーダーを使うAirペイの対応機種に含まれています。ただし、今後のOS・サポート条件の変更も考えて選ぶ必要があります。整備済み品を比較する場合は、価格だけでなく販売者の保証やバッテリーの条件も確認しましょう。
タッチ決済が中心ならAirペイ タッチも検討できる
追加する会計場所で受け付けたいのが対応カードのタッチ決済だけなら、カードリーダーを使わず、対応するiPhoneで決済を受け付ける「Airペイ タッチ」も選択肢です。
ただし、Airペイ タッチが対応するカードブランドはVisa・Mastercard・JCB・American Expressです。カードの差し込みや磁気読み取り、電子マネーの受付など、カードリーダーと同じ使い方ができるわけではありません。
「交通系電子マネーも含めて、レジと同じ決済方法をテーブルでも受け付けたい」のか、「対応カードのタッチ決済ができればよい」のかを決めてから選ぶと、余分な機器の購入を避けやすくなります。
Airペイのカードリーダー追加についてよくある質問
ここでは、追加手配の前に確認しておきたい疑問を整理します。故障による交換と、会計場所を増やすための追加は、分けて相談しましょう。
- カードリーダーの追加費用は毎月かかりますか?
-
公式に案内されている27,720円(税込)は、追加手配時に代引きで支払う費用です。月額料金として27,720円がかかるわけではありません。Airペイの月額固定費は無料ですが、利用した決済に応じた決済手数料は別途発生します。
- 追加したカードリーダーは何日で届きますか?
-
一律の日数を前提にせず、申し込み時にヘルプデスクへ配送の見込みを確認してください。また、新しいiPad・iPhoneも追加する場合は、端末の追加手続き完了まで2〜3週間程度と案内されています。機器の到着と、2台で利用できるようになる時期は分けて考えましょう。
- 新規申し込みと同時に2台目も無料で受け取れますか?
-
2台目以降のカードリーダーは無料プログラムの対象外です。複数台で利用したい場合は追加手配を相談してください。iPad・iPhoneの追加については、クレジットカード・電子マネーの審査完了と利用開始メールの受領後に依頼します。
- カードリーダーが故障したら追加購入が必要ですか?
-
故障したからといって、すぐに追加手配が必要とは限りません。まずは充電や接続状態などを確認し、改善しなければヘルプデスクへ相談してください。交換の必要性や費用は、機器の状態・契約条件などに応じた案内を確認しましょう。
- 追加費用のインボイスは発行されますか?
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代引きで手配したカードリーダーについては、端末の受け取り後にインボイス制度に対応した取引通知書が別途郵送されます。代引きで支払済みであれば、取引通知書が届いても再度支払う必要はありません。代引きの領収書も保管しておきましょう。
- 追加したカードリーダーを別店舗や知人の店で使えますか?
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別店舗で利用する場合は、同じ法人でも新規申し込みが必要です。また、貸与されたカードリーダーを知人に譲渡・貸与したり、使用させたりすることは規約で禁止されています。利用する店舗の契約に沿って手配してください。
カードリーダーは正式に追加し、会計に必要な端末も準備しよう
Airペイのカードリーダーは、ヘルプデスクを通じて1台27,720円(税込)で追加手配できます。初回導入の無料プログラムは2台目以降には適用されず、別店舗で使う場合は新規申し込みが必要です。
中古品は安く見えても、貸与品の譲渡制限や利用条件を確認できないまま購入するのはおすすめできません。毎日の会計を任せる機器なので、正式な窓口から手配するのが安心です。
2か所で同時に会計するなら、カードリーダーと登録済みのiPad・iPhoneを組み合わせて、2組用意します。端末の追加申請には時間がかかるため、使い始めたい日が決まっている場合は、早めに準備を進めてください。



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