キャッシュレス決済を導入する際には、スマホを用意して、レシートプリンターを用意して、などいろいろ用意しなければならないものがありますが、そんな手間を省けるのがオールインワン端末です。
オールインワン端末はその名のとおり、1台導入するだけで周辺機器は不要。
・セットアップが楽
・タッチパネルで操作性に優れている
・見た目がゴチャつかない
といいことだらけです。
現状は「スマレジ・PAYGATE」「stera pack（ステラパック）」「Square（スクエア）」3社のキャッシュレス決済事業者がオールインワン端末を提供しており、それぞれサービスに違いがあります。
| サービス名 | スマレジ・PAYGATE | ステラパック | Square（スクエア） |
| オールインワン端末 |  |  |  |
| 公式サイト | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る | 公式サイトを見る |
この記事ではオールインワン端末導入後に後悔がないよう、上記3社を比較し、それぞれの特徴やメリットを紹介します。
どんな方にどのサービスがおすすめかも紹介していますので、導入時の参考にしてください。
キャッシュレス決済のオールインワン端末を比較
まずはオールインワン決済端末を比較しました。
| サービス名 | スマレジ・PAYGATE | ステラパック | Square（スクエア） |
| オールインワン端末 イメージ | | | |
| 端末価格 | 30,800円 →無料キャンペーン中 | 無料 | 46,980円 |
| 対応決済 | ・各種クレジットカード ・電子マネー ・交通系ICカード ・QRコード決済 | ・各種クレジットカード ・電子マネー ・交通系ICカード ・QRコード決済 | ・各種クレジットカード ・電子マネー ・交通系ICカード ・QRコード決済（PayPayのみ） |
| 端末のサイズ | 幅：84mm 奥行：183mm 高さ：64mm | 幅：108mm 奥行：266mm 高さ：100mm | 幅：86.4mm 奥行：142mm 高さ：63.5mm |
| 重さ | 445g | 460g | 417g |
| 4G対応 | 対応 | 不可 | 不可 |
| 内蔵バッテリー | あり | なし （電源との接続が必要） | あり |
| 公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
オールインワン端末はどれも機能自体は似通っていますが、端末選びで重視すべきことは次の2つです。
①4G回線に対応しているか
②内蔵バッテリーがあるか
外出先でテザリングで接続することも可能ですが、端末本体でデータ通信を行う方が通信が安定しますので、屋外での利用が多い場合は唯一4G回線に対応した「スマレジ・PAYGATE」を選ぶのがおすすめです。
また店舗内で決済を行う場合も、客席で決済を行う場合やレジ周りをスッキリさせたい場合は内蔵バッテリーを備えた「スマレジ・PAYGATE」か「スクエア」を選ぶようにしてください。
オールインワン端末の決済代行サービスを比較
オールインワン端末の機能自体は似通っているので大きな決め手となるものがない方多いと思います。
そこでここからは、サービスを提供しているキャッシュレス決済代行サービスを比較してみていきます。
| サービス名 | スマレジ・PAYGATE | ステラパック | Square（スクエア） |
| オールインワン端末 イメージ | | | |
| 端末価格 | 30,800円 →無料キャンペーン中 | 無料 | 46,980円 |
| 対応決済 | ・各種クレジットカード ・電子マネー ・交通系ICカード ・QRコード決済 | ・各種クレジットカード ・電子マネー ・交通系ICカード ・QRコード決済 | ・各種クレジットカード ・電子マネー ・交通系ICカード ・QRコード決済（PayPayのみ） |
| 決済手数料 | 3.24％～ | 2.70％～3.74％ | 3.25％～3.75％ |
| 月額 | 3,300円 | 3,300円 | 無料 |
| サポート体制 | 9時～22時のサポートデスク （無休） | 24時間電話対応のサポートデスク （無休） | 10時～18時のサポートデスク （年末年始は休み） |
| 入金サイクル | 最大月2回 | 最大月6回 | 最短翌日 |
| 導入までの期間 | 2週間～2ヶ月程度 | 2ヶ月程度 | 最短翌日 |
| その他の特徴 | 決済端末が4G回線に対応。 屋外での利用におすすめ | VISA、MasterCardの決済手数料が最安の2.70％ | 最短当日に審査完了 |
| 公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
それぞれ特徴がありますので、詳しく紹介します。
タップでみたいキャッシュレス決済へ移動
スマレジ・PAYGATE
・4G回線に対応、安定した通信が屋内外問わず可能
・対応決済数が豊富
・クラウドPOS「スマレジ」と簡単に連携
スマレジ・PAYGATEはオールインワン決済端末の中で唯一4G回線に対応した端末です。
本体のみでデータ通信ができますので、屋外イベントでの利用、移動販売での利用に活躍する他、店内でも安定して通信できるのがメリットです。
またクラウドPOS「スマレジ」と連携がしやすく、商品の在庫管理や売上の管理が簡単にできるのも特徴です。
対応決済と決済手数料は次のとおりです。
| クレジットカード | VISA、MasiterCard、JCB、Americanexpress、DinersClub、DISCOVER、UnionPay | 3.24％～ |
| 電子マネー | iD、WAON、nanaco、楽天Edy、QUICPAY、交通系電子マネー（pitapa以外） | 3.24％～ |
| QRコード決済 | PayPay、d払い、楽天ペイ、auPAY、メルペイ、LINEPay、ALIPAY、WechatPay | 3.24％～ |
決済手数料に関して詳細は問い合わせする必要があります。手数料で細かく他のサービスと比較したい場合は以下からお問い合わせください。
クラウドPOS「スマレジ」について詳しく知りたい方は、公式の資料が無料でわかりやすいのでおすすめです。
スマレジ・PAYGATEの決済手数料や導入費用に関して詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
ステラパック（stera pack）
ステラパックは三井住友カードが提供する、キャッシュレス決済を店舗に導入するためのサービスです。
対応決済数が豊富なことに加えて、決済手数料が安いことが大きなメリットです。
他のサービスと比べるとわかりやすいので、ステラパックと他決済サービスの決済手数料を比べました。
| サービス名 | ステラパック | Airペイ | Square | スマレジ |
| クレジットカード対応 | 7ブランド | 7ブランド | 6ブランド | 8ブランド |
| 電子マネー対応 | 交通系電子マネー ApplePay QuicPay、iD WAON、Edyなど | 交通系電子マネー ApplePay QuicPay、iDなど | 交通系電子マネー ApplePay QuicPay、iDなど | 交通系電子マネー ApplePay QuicPay、iD WAON、Edyなど |
| QRコード決済対応 | PayPay、LINE Pay d払い、au PAY AliPay、WeChatPay など | PayPay、LINE Pay d払い、au PAY AliPay、WeChatPay など | PayPay | PayPay、LINE Pay d払い、au PAY AliPay、WeChatPay など |
| 決済手数料 | 2.70％～3.74％ | 3.24％～3.74％ | 3.25％～3.95％ | 3.24％～ →キャンペーンで割引 |
多くのキャッシュレス決済ではクレジットカードの手数料は3.24～3.75％と設定されていますが、ステラパックのVISAとMastercardの決済手数料は導入初年度は2.70％と大幅に安い設定となります。
グローバル市場調査会社イプソスが行ったキャッシュレス決済大規模調査によると、日常で利用されたクレジットカードの国際ブランド別のシェアは、VisaとMastercardで68.6％と7割近くを占めますので、決済手数料の安さは大きなメリットといえるでしょう。
また他のメリットとしては
・端末代金無料（修理交換も無料）
・レシートロール紙無料
・振込手数料無料
・24時間365日対応のサポートデスク
など、様々メリットがあります。
決済手数料の安さや、サポートの手厚さを重視する方にはステラパックの利用がおすすめです。
現在、月額が無料になるキャンペーンも実施していますので、気になる方は下記から確認してみてください。
＼ アフターサポートが充実 ／
✓24時間365日サポート、交換修理無料
✓Visa,Masterの決済手数料が業界最安
✓1台で30種類以上の決済に対応
Square（スクエア）
Square（スクエア）は世界中で使われいるキャッシュレス決済サービスで、日本でも多くの事業者が導入しています。
スクエアが多くの方に選ばれ人気の理由は次の3つです。
・最短翌日に審査完了（導入までの期間が短い）
・最短翌日入金可能かつ振込手数料無料
・月額利用料無料
スクエアは無料アカウント作成で審査を開始でき、すぐに導入を進められるのが特徴です。
他の決済サービスでは2週間～2ヶ月程度が審査期間となるので、スクエアは圧倒的な早さです。なるべく早くキャッシュレス決済を導入したい方にはスクエア一択でしょう。
また多くの事業者が気にする入金サイクルですが、スクエアは翌日入金に対応。月に◯回といったタイミングを待つ必要なくすぐに入金されますので、資金繰りに困りづらいです。
そして嬉しいのが月額利用料が無料ということです。
決済手数料以外に発生する必要がないため、無駄な出費を抑えてキャッシュレス決済を導入できます。
以下から数分もあればアカウント作成、審査ができますので、まずは無料アカウント登録をしてみてください。審査完了後に端末を用意すれば問題なしです。
スクエアの決済手数料や導入費用について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
オールインワンキャッシュレス決済比較おすすめ
ここまで紹介してきた内容のまとめとして、それぞれのサービスがおすすめの方をまとめました。
| サービス名 | スマレジ・PAYGATE | ステラパック | Square（スクエア） |
| オールインワン端末 | | | |
| 特徴 | ・4G回線に対応 ・内蔵バッテリーあり ・クラウドPOS「スマレジ」と簡単に連携可 | ・VISA,Masterの決済手数料が安い ・24時間365日電話サポートあり ・国内主要のクレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応 | ・最短翌日に審査完了 ・翌日入金に振込手数料無料で対応 |
| おすすめの方 | ・屋外での利用を想定している方 ・POSレジを連動させたい方 | ・充実したサポートがほしい方 ・クレジットカードでの決済対応が多い方 ・なるべく多くの決済に対応したい方 | ・なるべく早く導入したい方 ・入金サイクルをなるべく早くしたい方 |
| 公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
スマレジ・PAYGATEは4G回線に対応しているため屋外での利用を想定している方におすすめです。
また人気のクラウドPOS「スマレジ」との連携もしやすいので、商品の在庫管理などもしたい方に最適なキャッシュレス決済サービスです。
ステラパックの一番のメリットはVISA,Masterカードの決済手数料が安いことです。
他サービスと比べると0.50％程度安くなりますので、クレジットカード決済が多い場所での利用を想定している場合に最適な端末です。
またクレジットカード以外に関しても電子マネー、QRコード決済とさまざまな決済方法に対応していますので、なるべく多くの決済に対応したい方にもおすすめです。
スクエアは入金サイクルと導入までの期間が魅力です。
また端末の見た目もすっきりしているのが特徴ですので、見た目で選ぶのにもおすすめです。
オールインワン端末は端末自体は大きな違いはありませんが、提供しているキャッシュレス決済代行サービスによって決済手数料などが特徴が異なります。
この記事で紹介した内容を参考に、最適なオールインワン端末を選んでみてください。
| サービス名 | スマレジ・PAYGATE | ステラパック | Square（スクエア） |
| オールインワン端末 | | | |
| 公式サイト | →公式サイトを見る | →公式サイトを見る | →公式サイトを見る |
スマレジ・PAYGATEとステラパックをもっと比較したい方は以下の記事を参考にしてください。
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