楽天市場で有名な楽天グループ株式会社が提供する決済サービス「楽天ペイ」は、1つのサービスを導入するだけでクレジットカード、電子マネー、QRコード決済と様々なキャッシュレス決済に対応ができるサービです。
有名企業が運営することもあり人気のサービスですが、いざ導入しようと考えたときに気になるは、メリットとデメリットだと思います。
そこでこの記事では楽天ペイのメリットとデメリットを両方紹介します。デメリットに関しては導入前に知っておかないと後悔に繋がります。導入はデメリットを把握した上で進めるようにしてください。
楽天ペイの導入費用や決済手数料、導入手順を詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
楽天ペイのデメリット
デメリットを見て、このサービスなら自店舗には合わない、違うサービスのほうがいい。と言った判断がしやすいと思いますので、まずはデメリットから紹介します。
楽天ペイのデメリットは次のとおりです。
デメリットそれぞれについて、詳しく紹介します。
楽天銀行以外の入金は手数料が発生
楽天ペイの入金先を楽天銀行以外の金融機関で登録すると、入金毎に330円の手数料が発生してしまいます。
翌日入金できるという点は魅力ではあるものの、仮に毎日入金したとしたら1ヶ月で約1万円の出費となってしまいもったいないです。
楽天銀行以外に入金したく、毎日入金が欲しい場合はSquare(スクエア)決済がおすすめです。
PayPay、d払い、LINEPAYに非対応
楽天ペイでは「楽天Pay」と「auPAY」には対応できるものの、人気のQRコード決済「PayPay」には非対応なのは残念なところです。(一番ユーザー数が多いのはPayPayです。)
今後PayPayに対応されるかはわからないところですので、必要であればPayPayは別途申込みするようにしましょう。
PayPayも楽天ペイと同様に初期費用0円ですので、負担なく始めれますよ。
楽天ペイのメリット
デメリットがわかったところでメリットについても見ていきます。
365日入金と業界最安水準の決済手数料が大きな魅力です。
365日翌日無料入金対応
楽天ペイは翌日入金に振込手数料無料で対応。楽天銀行を利用する必要はあるものの、毎日入金されるのは優れた点です。
メインで使っている銀行が楽天銀行ではない場合でも、楽天銀行は振込手数料が最大月3回まで無料で利用できるますので、手数料をあまり気にせず利用ができます。
楽天銀行→他の銀行へ振込という手間が面倒、かつ、毎日入金に対応したいという場合はデメリットでも紹介したとおり「スクエア」を利用するのがおすすめです。
使える決済手段が多い
楽天ペイは対応決済手段が国内最多。楽天ペイ1台を導入するだけでクレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応できます。
またAlipayやWechatPayにも対応しているので、外国の方の決済にも対応できる点も優れた点です。
決済手数料が業界最安水準
様々決済手段に対応できるだけでなく、決済手数料の安く利用できるのが楽天ペイの特徴です。
種別 | 決済サービス例 | 決済手数料 |
クレジットカード | VISA・Mastercard・AMERICAN EXPRESS | 3.24% |
クレジットカード | JCB・Dinners・Discover | 3.74% |
電子マネー | Suica・PASMO・TOICA・manaca・ICOCAなど交通系IC | 3.24% |
電子マネー | Apple Pay・iD・QUICPay、Edy | 3.74% |
QRコード | 楽天Pay・auPAY・Alipay+・WeChat Payなど | 3.24% |
上記の手数料を、楽天ペイと同じく翌日入金(毎日入金)に対応しているスクエアと比較してみると、楽天ペイのほうが0.01%安いです。
決済手数料を少しでも抑えつつ、翌日入金にしたいという方は楽天ペイを選んでおけば間違いありません。
楽天ペイのメリット・デメリットまとめ
楽天ペイのメリットとデメリットを改めて一覧でまとめました。
大きなメリットは翌日入金に振込手数料無料で対応できることと、決済手数料の安さです。
一方でデメリットとなるところは、楽天銀行以外だと振込手数料がかかることと、PayPayには非対応だということです。
楽天銀行に関しては無料で口座開設でき、月に3回まで振込手数料が無料、アプリやweb操作もしやすい銀行ですので口座を開設しておき損はありません。楽天ペイを使うようであれば手間はかかりますが、ネットで申込みできるので開設手続きをしておきましょう。
またPayPayに関してもネットから申込みが可能です。
決済手数料が1.98%と比較的安い手数料で利用できる決済ですし、ユーザー数の多さ、キャンペーンの多さから言っても導入しておいて損はありません。なるべくお客様の声に応えたいということであれば、楽天ペイとあわせて申込みするのがおすすめです。
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