Squareは月額固定費無料、決済手数料のみで利用できるキャッシュレス決済サービスとして人気で、利用店舗数はトップクラスで日本だけではなく世界でも利用されています。
Squareの決済端末は用途によって選べるように3種類が提供されていますが、その中でコンパクトかつ簡単に導入できることで人気なのが「Squareリーダー」と「Squareターミナル」です。
この記事ではSquareリーダーとSquareターミナルを比較し、どのような方におすすめかを紹介していきます。Square導入の参考にしてください。
Squareが出している決済端末すべてを比較したい方は以下の記事を参考にしてください。
どちらか一方に決めている方は、審査を先に済ませておいたほうが導入までの期間が短くなりますよ。
Squareリーダーとターミナルを比較
種類 | Squareリーダー | Squareターミナル |
端末 | ||
本体価格 | 4,980円 | 39,980円 |
タイプ | ・スマホ、タブレット連動 ・モバイル型 | ・オールイン型 ・モバイル型 |
対応決済 | ICカード、磁気カード、タッチ決済、電子マネー、PayPay | ICカード、タッチ決済、電子マネー、PayPay |
本体以外に必要なもの | スマホ(iOS、Android両方可) | なし |
レシート対応 | 別途機械購入 | 端末に内蔵 |
周辺機器との接続 | BluetoothまたはWi-Fi | BluetoothまたはWi-FiまたはUSB |
持ち運び | 可 | 可 |
SquareリテールPOSへの対応 | 可(iOS端末のみ) | 不可 |
ポイント | 端末価格がSquare端末の中で最安なので、予算を抑えてキャッシュレス端末を導入できる | 1台でキャッシュレス決済、POS機能、レシート発行にすべて対応可能。最もコスパよくPOS機能まで導入できる端末 |
公式サイト | Square リーダーページ | Square ターミナルページ |
Squareリーダーとターミナルの違いと特徴
SquareリーダーとSquareターミナルを比較して、大きな違いがある箇所を紹介します。
- Squareリーダーとターミナルでは値段が違う
- 周辺機器なし、接続なしでレシート発行するならSquareターミナル
- 見た目の信頼感を取るならSquareターミナル
- 暗証番号入力は両方使えるようになった
Squareリーダーとターミナルでは値段が違う
機能に触れる前に、導入コストも大切だと思いますので、まずは値段について見ていきます。
結論、Squareリーダーの方が圧倒的に安く、費用を抑えてキャッシュレス決済を導入できます。
種類 | Squareリーダー | Squareターミナル |
本体価格 | 4,980円 | 39,980円 |
対応決済に関してほぼ差はないので、キャッシュレス決済を費用を抑えて導入したいということであれば「Squareリーダー」を選ぶのがおすすめです。
ただしキャッシュレス決済に加えてレシート発行に対応したいという場合、Squareターミナルの方が安くなるケースもあるので、後ほど解説します。
周辺機器なし、接続なしでレシート発行するならSquareターミナル
Squareリーダー、ターミナルともにレシートの発行はできますが、決済端末1つでレシート発行まで対応できるのはSquareターミナルだけです。
SquareターミナルはSquare端末の中では「オールイン」と言われるだけあり、レシート発行機能まで端末に内蔵されていますので、別途機器を購入したりセットアップする手間が必要ありません。
そのため機器のセットアップが苦手な方や面倒に感じる方にはおすすめの端末です。
一方で値段という面で見てみると次のようになります。
種類 | Squareリーダー | Squareターミナル |
本体価格 | 4,980円 | 39,980円 |
据え置き型 (50,000円程度) | 54,980円 | 39,980円 |
モバイル型 (20,000円程度) | 24,980円 | 39,980円 |
Squareターミナルはレシート機能が内蔵されているため、本体価格のみでレシート発行への対応ができます。
Squareリーダーの場合は別途レシート発行機器を導入する必要があり、据え置き型の場合は50,000円程度、コンパクトなモバイル型の場合は20,000円程度が値段の目安です。
据え置き型を導入しようとした場合は、Squareターミナルの方が安くなりますので、簡易的ではなく、しっかりとレシート機能を導入したいという場合は、最初からSquareターミナルを選ぶほうが費用を抑えられます。
据え置き型
モバイル型
見た目の信頼感を取るならSquareターミナル
Squareリーダーはコンパクトで持ち運びしやすく、軽量かつ安価ということもあり重厚感という面では欠ける部分があります。
またクレジットカード決済に関してみてみると、磁気テープのみのクレジットカードの場合、Squareリーダーの場合は以下の機器をスマホに接続して対応する必要があります。(Squareターミナルは端末で対応可)
簡易的に対応できる点はメリットですが、見た目の安っぽさから、決済者からは不安と思われるケースも考えられます。
店舗での決済額やお店の雰囲気にもよりますが、信頼感を大切にしたい場合はSquareターミナルの方が向いていると言えそうです。
暗証番号入力は両方使えるようになった
以前はSquareターミナルでのみクレジットカードの暗証番号入力に対応(Squareリーダーはサイン対応)していましたが、2022年10月5日よりSquareリーダーでも暗証番号入力に対応できるようになりました。
Squareターミナルは端末に直接入力できますが、Squareリーダーの場合は端末とペアリングしているスマホに入力してもらう必要があるので、手間という意味ではSquareターミナルの方が楽に使えると言えます。
いずれの端末も申込みは以下からになります。
Squareリーダー・Squareターミナルがおすすめの方
最後にここまで紹介してきたSquareリーダーとSquareターミナルの違いや特徴から、それぞれどのような方におすすめかをまとめました。
種類 | Squareリーダー | Squareターミナル |
端末 | ||
本体価格 | 4,980円 | 39,980円 |
ポイント | ・できるだけ費用を抑えてキャッシュレス決済を導入したい方 ・持ち運びが簡単な決済端末がほしい方 ・レシートプリンターは不要な方 | ・周辺機器など揃えるのが面倒な方 ・レシート印刷が必要な形 ・電子機器の扱いが苦手な方 ・見た目の信頼感も大切にしたい方 |
公式ページ | Square リーダーページ | Square ターミナルページ |
まずSquareリーダーは端末が4,980円と安いことから、キャッシュレス決済を安く・費用を抑えて導入したい方におすすめです。
また店舗が広いため複数の端末を用意したいという方にも導入しやすい端末といえます。
Squareリーダーは50gと非常に軽量なので、持ち運びが多い場合(イベント対応やお店のテーブル会計など)はSquareリーダーの方が使いやすいです。
一方でSquareターミナルは値段で見るとSquareリーダーよりは高いものの、Squareターミナル1つでレシート機能への対応、磁気テープのみのクレジットカードへの対応ができるので、周辺機器を導入する必要がない点がメリットです。
周辺機器を使用する必要がないため、見た目的にもスマートかつセットアップの手間も省くことができます。
またSquareターミナル自体でWi-FI接続ができるので、通信の安定性という面も高く、店舗に据え置きで使う場合はSquareターミナルの方がおすすめです。
それぞれの端末でメリット・デメリットはあるものの、Squareは共通して月額固定費はかからず、決済手数料のみで利用できます。
またSquareが提供する無料アプリ「SquarePOSレジ」を導入すれば、在庫管理や売上管理も楽になると非常に優れたサービスです。
最短申込みの翌日に審査が完了(業界最短)し、すぐにキャッシュレスの導入ができますので、お店や使い道にあった端末を選んで利用してみてください。
いずれの端末もまずはアカウント作成と審査が必要ですので、まずは以下から手続きするのがおすすめです。
スクエアターミナルについて興味のある方は、使い方など詳しく解説しているので、以下の記事も参考にしてみてください。
Square(スクエア)のメリット・デメリットを確認したい方は以下の記事も読んでみてください。
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