「stera pack(ステラパック)forクリニック」は、医療機関・クリニック向けに提供されているキャッシュレス決済サービスです。
通常のstera pack(ステラパック)と同じオールインワン決済端末「stera terminal standard」を利用しながら、Visa・Mastercardの決済手数料を1.50%に抑えられることが最大の特徴です。
2026年8月現在の主な特徴をまとめると次のとおりです。
- 医療機関・クリニック専用プラン
- Visa・Mastercardの決済手数料1.50%
- 初期コスト0円
- サービス利用料は月額3,300円
- 30種類以上のキャッシュレス決済に1台で対応
- レシートプリンター内蔵
- レシートロール紙は追加発注も無料
- 加盟店側の故意・過失がなければ端末の修理・交換無料
- 24時間365日のヘルプデスク
- 入金サイクルを4種類から選択可能
以前は診察券のデジタル化や受付・予約管理ができる「おまとめ診察券 byGMO for stera」も大きな特徴でしたが、2026年に新規提供が終了しています。
そのため、現在stera pack forクリニックを検討する場合は、「診察券アプリ付きのサービス」ではなく、医療機関向けの低い決済手数料と高機能な決済端末を利用できるプランとして考えるのが適切です。
この記事では、stera pack forクリニックの料金・手数料・通常プランとの違いから、メリット・デメリット、申し込み前の注意点まで2026年最新情報で詳しく解説します。
\ 医療機関向け Visa・Mastercard 1.50% /
- 初期コスト0円
- Visa・Mastercard 1.50%
- 24時間365日サポート
stera pack(ステラパック)forクリニックとは?
stera pack forクリニックは、SMBC GMO PAYMENT株式会社が提供する医療事業者専用のキャッシュレス決済プランです。
オールインワン決済端末「stera terminal standard」1台で、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など30種類以上の決済方法に対応できます。
| サービス | stera pack forクリニック |
| 対象 | 医療機関・クリニック |
| 初期コスト | 0円 |
| サービス利用料 | 3,300円/月・端末 |
| Visa・Mastercard | 1.50% |
| JCB・Amex・Diners・Discover | 申し込み情報入力時に案内 |
| 電子マネー・QRコード | 3.24% ※QUICPay+など一部を除く |
| 対応決済 | クレジットカード・電子マネー・QRコードなど30種類以上 |
| 端末 | stera terminal standard |
| プリンター | 内蔵 |
| レシートロール紙 | 無料 |
| 端末修理・交換 | 無料 ※加盟店の故意・過失がない場合 |
| サポート | 24時間365日 |
| 入金 | 毎日・月6回・月2回など4種類 |
| 振込手数料 | 三井住友銀行 0円 その他 220円/回 |
| 契約期間 | 3年間 |
特に注目したいのは、通常のstera packよりもVisa・Mastercardの決済手数料が低く設定されていることです。
2026年現在もstera pack forクリニックは申し込み可能
「stera pack forクリニックは終了したのでは?」と心配している方もいるかもしれませんが、stera pack forクリニック自体は2026年現在も新規申し込みを受け付けています。
公式サイトでも「医療・クリニック用プラン」として掲載されており、医療機関限定の決済手数料1.50%~、初期コスト0円、24時間365日のヘルプデスクなどが案内されています。
ただし、一部の診療科目では医療機関向けの手数料率が適用されない可能性があります。申し込み前に最新の留意事項を確認してください。
「おまとめ診察券 byGMO for stera」の新規提供は終了
以前のstera pack forクリニックでは、「おまとめ診察券 byGMO for stera」が無料で標準搭載されていました。
診察券をスマートフォンへまとめたり、QRコードで受付したり、次回予約を管理したりできるサービスで、stera pack forクリニックを通常プランと差別化する大きな機能でした。
しかし、2026年1月20日のお申し込み分・2026年3月5日利用開始分をもって新規提供が終了しています。
現在の公式サイトでも、stera pack forクリニックの主な特徴は次の3点に整理されています。
- 30種類以上の決済に対応するオールインワン端末
- 医療機関限定の決済手数料1.50%~
- 24時間365日を含む充実したサポート
古い記事では「おまとめ診察券が無料」と紹介されている場合がありますが、これから新規契約するクリニックは診察券アプリを前提に比較しないよう注意してください。
\ 医療機関向け低料率 /
通常のstera packとforクリニックの違い
クリニックの場合、「通常のstera packを契約するのと、forクリニックを契約するのはどちらがお得?」と迷うこともあるでしょう。
通常のstera packにも中小企業向けのスモールビジネスプランがありますが、料金体系には明確な違いがあります。
| 比較 | forクリニック | 通常スモールビジネス |
|---|---|---|
| 対象 | 医療機関 | 条件を満たす中小事業者 |
| Visa・Mastercard | 1.50% | 1.98% |
| JCB・Amex・Diners・Discover | 申し込み時に案内 | 2.48% |
| その他 | 3.24%~ | 3.24% |
| 初期コスト | 0円 | 0円 |
| 月額料金 | 3,300円 | 初年度0円 2年目以降3,300円 |
| 端末 | stera terminal standard | stera terminal standard |
| サポート | 24時間365日 | 24時間365日 |
| ロール紙 | 無料 | 無料 |
通常のスモールビジネスプランは初年度の月額料金が0円なので、固定費だけを見ると通常プランが有利です。
Visa・Mastercardの売上が多いほどforクリニックが有利
一方、Visa・Mastercardの手数料差は0.48ポイントあります。
初年度について単純計算すると、月額3,300円を0.48%の手数料差で回収できるVisa・Mastercard売上は月約68万7,500円です。
つまり、Visa・Mastercardの月間決済額が70万円程度を超えるクリニックであれば、初年度の月額料金まで考慮してもforクリニックのほうが有利になる可能性があります。
ただし、JCBなど他ブランドの料率や通常プランの適用条件もあるため、最終的には自院のカード利用状況を踏まえて比較してください。
stera pack forクリニックのメリット
stera pack forクリニックは、単に医療機関向けの低い手数料を提供するだけではありません。
患者さまの支払い方法を増やしつつ、受付窓口の会計業務をシンプルにできることも大きなメリットです。
Visa・Mastercardの決済手数料が1.50%
最大のメリットは、Visa・Mastercardを1.50%で利用できることです。
通常のstera packでは、条件を満たすスモールビジネスプランでもVisa・Mastercardは1.98%です。
例えばVisa・Mastercardの決済が月100万円なら、手数料は次のようになります。
| プラン | 月100万円決済時 |
|---|---|
| forクリニック 1.50% | 15,000円 |
| 通常プラン 1.98% | 19,800円 |
| 差額 | 月4,800円 |
年間なら57,600円の差になるため、カード利用が多いクリニックほど1.50%のメリットが大きくなります。
30種類以上の決済方法を1台にまとめられる
stera terminal standardは、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など30種類以上のキャッシュレス決済に1台で対応します。

決済手段ごとに複数の端末を置く必要がないため、受付カウンターをすっきりさせやすいのもメリットです。
患者さま側とスタッフ側にそれぞれ画面があるデュアルスクリーン設計なので、端末を会計のたびにひっくり返す必要もありません。
プリンター内蔵で会計からレシート発行まで1台
stera terminal standardにはレシートプリンターが内蔵されています。
カードリーダー型の決済サービスでは紙の利用明細を発行するために外付けプリンターが必要になる場合がありますが、stera packなら決済からレシート発行まで端末1台で完了します。
さらにレシートロール紙は無料で、追加発注にも費用がかかりません。
4種類の入金サイクルから選べる
キャッシュレス決済では、患者さまから受け取った売上が実際に口座へ入るまでの期間も重要です。
stera pack forクリニックでは、次の4種類の入金サイクルが用意されています。
- 毎日締め・2営業日後払い
- 月6回締め・2営業日後払い
- 月2回締め・2営業日後払い
- 月2回締め・15日後払い
ただし、毎日締め・2営業日後払いは新規申し込み時には選択できません。利用したい場合は、契約後に所定の手続きを行う必要があります。
振込手数料は三井住友銀行なら0円、その他の金融機関は1回220円です。
24時間365日サポート・端末修理も無料
医療機関では診療時間中に決済端末が使えなくなると、患者さま対応にも影響します。
stera packは24時間365日のヘルプデスクを用意しているため、端末トラブルが発生した場合にも相談できます。
また、加盟店側の故意・過失による故障でなければ、端末の修理・交換も無料です。
- 24時間365日のヘルプデスク
- 端末修理・交換無料
- レシートロール紙無料
- 画面操作用タッチペン付き
月額3,300円はかかりますが、端末代や消耗品、サポート費まで含めて考えれば維持費を予測しやすい料金体系です。
\ 医療機関向け低料率 /
stera pack forクリニックのデメリット・注意点
医療機関向け1.50%という低い決済手数料は魅力ですが、通常プランより不利になる部分もあります。
特に月額料金と契約期間は申し込み前に確認しておきましょう。
月額3,300円は初年度から必要
通常のstera packは現在、サービス利用料が初年度0円です。
一方、forクリニックでは端末1台につき月額3,300円がかかります。
Visa・Mastercardの決済が少ないクリニックの場合は、手数料1.50%による削減額より月額料金のほうが大きくなる可能性があります。
カード利用額がそれほど多くない場合は、通常のスモールビジネスプランも含めて比較しましょう。
契約期間は3年間
stera packの契約期間は3年間です。
途中解約する場合は、解約を申し出てから45日以内にstera terminal standardを正常な状態で返却する必要があります。
正常な状態で返却できない場合は所定の違約金が発生するため、短期間だけ決済端末を使いたいクリニックには向いていません。
一部診療科では1.50%が適用されない場合がある
stera pack forクリニックは医療事業者向けですが、公式サイトでは一部の診療科目について本プランの手数料率が適用されない可能性があると案内されています。
「クリニックなら必ずVisa・Mastercard1.50%」と考えず、自院が対象になるか申し込み前に確認してください。
「おまとめ診察券」は新規契約では利用できない
旧stera pack forクリニックの大きなメリットだった「おまとめ診察券 byGMO for stera」は新規提供が終了しています。
そのため、現在新規で申し込む場合は、診察券のデジタル化や予約管理を目的にstera pack forクリニックを選ぶことはできません。
予約・受付システムも必要な場合は、別途クリニック向け予約システムなどを組み合わせる必要があります。
stera pack forクリニックがおすすめなのはこんな医療機関
メリット・デメリットを踏まえると、stera pack forクリニックは特にカード決済額がある程度あり、受付窓口をシンプルにしたい医療機関と相性がよいサービスです。
具体的には次のようなクリニックにおすすめです。
- Visa・Mastercardを利用する患者さまが多い
- 自費診療などでカード決済額が大きい
- 30種類以上の決済方法へ1台で対応したい
- レジ周りに複数の決済端末を置きたくない
- 紙のレシートをその場で発行したい
- 24時間365日のサポートを重視する
- 端末故障時の修理費を抑えたい
- 入金回数を月6回などから選びたい
特にVisa・Mastercardの決済額が大きいクリニックでは、1.50%という料率が大きなメリットになります。
反対に、カード利用がほとんどなく「まず少額からキャッシュレスを試したい」という場合は、初年度の月額料金が0円になる通常のstera packも比較するとよいでしょう。
stera pack forクリニックの申し込み方法
stera pack forクリニックは、Webからアカウントを登録し、必要情報を入力した後に各決済会社の加盟店審査を受けます。
公式では審査期間を申し込み完了から約2週間~2か月と案内しています。コード決済については審査が長期化しており、導入まで3か月以上かかる可能性もあるため、開院に合わせて導入する場合は早めに申し込みましょう。
stera packの申し込みページからクリニックの基本情報を入力し、アカウントを登録します。
登録後に届くメールから、クリニック情報・代表者情報・入金口座などを入力します。
ホームページのURLまたはクリニックの外観・内観画像、サービス利用料支払い用のクレジットカードなどを準備します。
医療・クリニック用プランでは、病院開設許可証・診療所開設許可証・診療所の開設届など、医療機関であることを確認する書類が求められる場合があります。
各決済会社による加盟店審査が行われます。審査結果はメールで連絡されます。
利用可能日以降にstera terminal standardが配送されます。初期設定を行い、審査が完了した決済ブランドから順次利用できます。
\ 開院予定なら早めの申し込みがおすすめ /
stera pack forクリニックに関するよくある質問
最後に、stera pack forクリニックを検討するときに気になりやすいポイントをまとめます。
- stera pack forクリニックとは何ですか?
-
医療機関・クリニックを対象としたstera packの専用プランです。オールインワン端末stera terminal standardを利用でき、Visa・Mastercardの決済手数料が1.50%に設定されています。
- stera pack forクリニックの月額料金はいくらですか?
-
端末1台あたり月額3,300円(税込)です。初期コストは0円です。
- 決済手数料はいくらですか?
-
Visa・Mastercardは1.50%です。JCB・American Express・Diners Club・Discoverなど一部ブランドは申し込み情報入力時に案内されます。その他の電子マネー・QRコード決済は3.24%が基本ですが、決済方法によって異なる場合があります。
- 通常のstera packとの違いは何ですか?
-
大きな違いはVisa・Mastercardの決済手数料です。forクリニックは1.50%、通常のスモールビジネスプランは1.98%です。一方、通常プランは初年度のサービス利用料が0円ですが、forクリニックは初年度から月額3,300円かかります。
- 「おまとめ診察券 byGMO for stera」は現在も利用できますか?
-
新規提供は終了しています。以前はstera pack forクリニックの標準付帯サービスでしたが、2026年1月20日のお申し込み分・3月5日利用開始分をもって新規提供終了となりました。既存契約については個別の契約状況を確認してください。
- 個人開業のクリニックでも申し込めますか?
-
はい。公式FAQでは個人でも申し込み可能と案内されています。個人事業主の場合は本人確認書類などが必要です。
- 入金はどのくらいの頻度ですか?
-
毎日締め・2営業日後払い、月6回締め・2営業日後払い、月2回締め・2営業日後払い、月2回締め・15日後払いの4種類があります。ただし毎日締めは新規申し込み時には選択できません。
- 契約期間や解約金はありますか?
-
契約期間は3年間です。途中解約の場合は、解約申し出から45日以内にstera terminal standardを正常な状態で返却する必要があります。正常に返却できない場合は所定の違約金が発生するため注意してください。
- 申し込みからどのくらいで導入できますか?
-
公式では審査期間を申し込み完了から約2週間~2か月と案内しています。Visa・Mastercard・銀聯・電子マネーは最短3週間程度が目安ですが、QRコード決済は審査状況によって3か月以上かかる可能性があります。
まとめ|stera pack forクリニックはカード利用が多い医療機関におすすめ
stera pack forクリニックは、医療機関専用のキャッシュレス決済プランです。
現在の主な特徴をまとめると次のとおりです。
- Visa・Mastercardの決済手数料1.50%
- 初期コスト0円
- 月額3,300円
- 30種類以上の決済方法に対応
- プリンター内蔵のstera terminal standardを利用
- レシートロール紙無料
- 端末の修理・交換無料
- 24時間365日サポート
- 入金サイクルは4種類
以前は「おまとめ診察券 byGMO for stera」も大きな特徴でしたが、2026年現在は新規提供を終了しています。
そのため、これから導入する場合は「受付・予約アプリ付き」ではなく、「医療機関向けの低い決済手数料で高機能なオールインワン端末を導入できるサービス」として検討しましょう。
通常のstera packは初年度の月額料金が0円ですが、Visa・Mastercardの決済手数料はスモールビジネスプランでも1.98%です。
特にVisa・Mastercardの決済額が月70万円前後を超えるクリニックでは、1.50%の手数料による削減効果が月額3,300円を上回る可能性があり、forクリニックを選ぶメリットが大きくなります。
一方、キャッシュレス決済額がまだ少ない場合は、通常のstera packも含めて比較するのがおすすめです。
\ 医療機関向け Visa・Mastercard 1.50% /

コメント